刊行物

 

ホームページ「60周年記念刊行物」

 

『俳人協会六十年史』 『声のアルバム―歴代会長講演録より―』 『俳人協会所蔵名品集―近世俳諧の潮流―』
『俳人協会所蔵名品集―近現代俳句の歩み―』 『俳人協会賞作品集(第三集)』 『ふるさとの情景』

ご購入はこちらへ

●『俳人協会六十年史』
A5判、424P、本文1/1色、二段組、ソフトカバー装、あじろ綴
頒価2500円 送料450円
『俳人協会五十年史』『俳人協会五十五年小史』に、その後の令和2年12月までの5年間を追加したもの。俳人協会60年の歩みを年度ごとに網羅。巻末に資料編として「俳句文学館要覧」から必要項目を抜粋して掲載。

目次
はじめに 大串章
昭和36年から令和2年まで






●『声のアルバム―歴代会長講演録より―』
ケース入りCD 12P解説小冊子付
頒価1500円 送料300円

初代・中村草田男会長から、水原秋櫻子・大野林火・安住敦・沢木欣一・松崎鉄之介・鷹羽狩行・大串章現会長に至る歴代八人の会長の「講座・講演録」の抜粋。本来ならそれぞれ全編を通して聞きたいほど濃い話が続くのだが、残念ながらCD一枚の収容能力は74分。厳選した話の核心部分を一枚に収録。

中村草田男 講演録「我が句を語る」より(昭和46年)中村草田男70歳の時の講演録
水原秋櫻子 講演録「続・俳句の作り方」より(昭和46年)水原秋櫻子79歳の時の講演録
大野林火 講演録「昭和俳句鑑賞」より(昭和47年)大野林火68歳の時の講演
安住敦 講演録「明治と大正の俳句」より(昭和45年)安住敦63歳の時の講演
沢木欣一 講演録「自作を語る」より(昭和61年)沢木欣一67歳の時の講演
松崎鉄之介 講演録「一句の成るまで」より(昭和59年)松崎鉄之介66歳の時の講演
鷹羽狩行 講演録「季題・季語」より(昭和57年)鷹羽狩行52歳の時の講演
大串章 講演録「大野林火」より(平成23年)大串章74歳の時の講演である。

●『俳人協会所蔵名品集―近世俳諧の潮流―』
A4判、64P、本文4/4色、ソフトカバー装、あじろ綴
頒価1200円 送料450円
協会所蔵の、芭蕉・蕪村・一茶・其角・鬼貫・許六などの書簡や軸物、短冊などを通して近世俳諧の流れを紹介。執筆・中野沙惠先生(聖徳大学名誉教授)蕪村研究、佐藤勝明先生(和洋女子大学教授)芭蕉研究、矢羽勝幸先生(二松学舎大学客員教授)一茶研究。

凡例
第一部 掛軸
1 立圃「いはさるや」画賛
2 貞室「河音に」発句
3 芭蕉八月四日付千那宛て書簡
4 芭蕉二十三日付意専宛て書簡
5 芭蕉「みのむしの」自画賛
6 丈草「野遊を」発句
7 其角「麦にかなし」発句
8 其角「角文字や」発句
9 其角「出ぬ茶やに」自画賛
10 嵐雪「やすきせを」発句
11 嵐雪「鶯に」発句
12 許六「たからとは」着色自画賛
13 杉風「ゑりまきに」発句
14 鬼貫「をのか尾に」発句自画賛
15 李由「柱杖銘」俳文
16 蕪村「踏破蒼苔」自画賛
17 蕪村「去年より」発句
18 蕪村安永七年一月六日付赤羽宛て書簡
19 樗良「立山眺望」発句自画賛
20 鵬斎「菜のはなや」発句三句
21 一茶「梅の月」発句四句
22 一茶「鹿の親」歌仙
第二部 巻物
23 其角批点帖「雪の梅」百韻
24 素堂「蓑虫説」
第三部 短冊
25 言水「木からしの」発句
26 秋色「元日や」発句
27 鳥酔「稲つまや」発句
28 星布「小原女の」発句
29 雉啄「風道の」発句
30 雉啄「雲霧の」発句
31 長翠「秋の夜の」発句
32 道彦「大原や」発句
33 道彦「臥しほもなくて」発句
34 由誓「門あるき」発句
35 完来「我ものと」発句
36 抱儀「これほとの」発句
37 抱儀「高低も」発句
38 抱儀「土用芽に」発句
39 卓郎「茶のないも」発句
40 卓池「色に出る」発句
第四部 名品展をめぐつて  中野沙惠
『近世俳諧の潮流』略年譜
掲載目録
あとがき

   ●『俳人協会所蔵名品集―近現代俳句の歩み―』
A4判、68P、本文4/4色、ソフトカバー装、あじろ綴
頒価1200円 送料450円
同じく、協会所蔵の子規、碧梧桐、漱石、虚子の書簡や掛軸、さらには、秋櫻子、青畝、草田男、楸邨、波郷の掛軸、短冊などを通して子規以降、現在に至るまでの俳句の流れを紹介。

ごあいさつ
凡例
第一部 名品集
1 正岡子規大原伯父宛て書簡
2 正岡子規柳原極堂宛て書簡
3 夏目漱石高浜虚子宛て書簡
正岡子規について
4 松瀬青々俳句十一句
5 河東碧梧桐俳句「庵則を」
河東碧梧桐について
6 高浜虚子俳句「遠山に」
7 高浜虚子俳句「遠山に」
8 高浜虚子・阿波野青畝・山口誓子・高野素十・水原秋櫻子俳句
高浜虚子と四S
9 水原秋櫻子俳句「高嶺星」
10 水原秋櫻子俳句「かつしかや」
11 水原秋櫻子俳句「冬菊の」
水原秋櫻子について
12 阿波野青畝俳句「大空の」
13 山口誓子俳句「炎天の」
14 山口青邨俳句「光堂」
15 山口青邨俳句「もゝいろの」
16 橋本多佳子俳句「踊りゆく」
橋本多佳子と四T
17 富安風生俳句「初富士の」
18 富安風生俳句「小鳥来て」
19 松本たかし俳句「この雨は」
20 中村草田男俳句「古城新春」
21 中村草田男俳句「秋の航」
中村草田男について
22 加藤楸邨俳句「いわし雲」
加藤楸邨について
23 石田波郷俳句「古利根に」
24 石田波郷俳句「ひとつ咲く」
25 石田波郷書「俳句は文学にあらず」
石田波郷について

第二部 俳人協会の歴代会長
中村草田男(初代会長)
水原秋櫻子(第二代会長)
大野林火(第三代会長)
安住敦(第四代会長)
沢木欣一(第五代会長)
松崎鉄之介(第六代会長)
鷹羽狩行(第七代会長)
大串章(第八代会長)

第三部 俳人協会六十年の歩み
俳人協会略年譜
掲載目録
主要参考文献
あとがき

●『俳人協会賞作品集(第三集)』
A5判、726P、本文二段組、ソフトカバー装、かがり綴
定価3850円(税込み) 送料600円
既刊の「俳人協会賞作品集」第一集、第二集に続く第三集。平成9年度第37回受賞の『凡』(清崎敏郎)、『遠樹』(宮津明彦)から、平成30年第58回受賞の『然々と』(伊藤伊那男)までの三十三冊を収めている。既刊二冊は本文三段組だったが、第三集は読みやすい二段組。文字組は旧字、正字等ほぼ原本に忠実に組んでいる。

序  大串  章

回数 書名 作者
第37回 清崎 敏郎
遠 樹 宮津 昭彦
第38回 朧銀集 加藤三七子
第39回 秋 興 石田 勝彦
第40回 海鳴り星 今井杏太郎
飛 花 林 徹
日本海 本宮 哲郎
第41回 往 馬 茨木 和生
貴 椿 神藏 器
第42回 宇宙塵 大峯あきら
第43回 野面積 黛 執
深吉野 藤本安騎生
第44回 千 年 鈴木 鷹夫
第45回 大 地 大串 章
胡 蝶 鍵和田秞子
第46回 心 音 西村 和子
第47回 笙 歌 大嶽 青児
水 戸 今瀬 剛一
第48回 百 景 淺井 一志
荒 神 伊藤 通明
第49回 祭 詩 榎本 好宏
海 光 栗田やすし
第50回 辻俳諧 斎藤 夏風
第51回 春のこゑ 辻田 克巳
夏 木 山本 洋子
第52回 香 雨 片山由美子
第53回 有 情 大石 悦子
第54回 雪 形 若井 新一
第55回 夕雲雀 柏原 眠雨
第56回 人の香 山尾 玉藻
第57回 カムイ 櫂 未知子
銀座の歩幅 須賀 一恵
第58回 然々と 伊藤伊那男

あとがき 能村 研三

●『ふるさとの情景』
A5判、256P、本文4/4色、二段組、ソフトカバー装、あじろ綴
定価2800円(税込み) 送料450円
「俳句文学館」平成9年6月号「りんごの町・板柳」(青森)から始まって今に至るまで続いている人気コラム。平成31年4月号「昭和の記憶・八甲田丸」(青森)までの250編をカラー写真付きで紹介。巻末には会員の方々の吟行句500句をまとめて掲載。

目 次
まえがき
@北海道・東北
◆北海道 文化と歴史の町・小樽/アイヌ文化学ぶ心を/煉瓦と文教の町・江別/開拓の名残を今に/野鳥の楽園・ウトナイ湖/海鳥と原生林の離島
◆青森県 「りんごの町」板柳/豊凶占う「乳穂ヶ滝」/城下町の姿残す弘前/日本の道百選「こみせ通り」/圧巻は野辺地の防雪林/北の外れの龍飛崎/十二湖の鼓動/昭和の記憶「八甲田丸」
◆岩手県 北上の流れと民俗村/夕日の里に子規の句碑/神秘の光 姫蛍の乱舞/雪原の犬ぞりレース/厄病い人形送り
◆宮城県 句材豊富な気仙沼港/文化遺産豊富な登米/女人像まつる甲胄堂/史蹟と自然の交響/徳仙丈山の山つつじ
◆秋田県 小京都の面影いまも/「まほろばの里」協和町/空気がうまい「五能線」/神秘の極み「田沢湖」/石井露月の故郷と高尾山
◆山形県 西蔵王高原の大山桜/縁結び若松寺の観音様/紅花文化の資料館/谷地どんがまつり/霞城のロマンを訪ねて
◆福島県 植物群生の駒止湿原/伝統誇る松明あかし/水辺の新吟行ゾーン/神秘「涌井の清水」/須賀川の「松明あかし」
◎関東
◆茨城県 さながら「氷爆浄土」/鹿島神宮「祭頭祭」/パワースポット「御岩神社」
◆栃木県 隠れた景勝地・仏岩/壮大な渡良瀬の葭焼き/圧巻は蜻蛉の羽化 六月の芦野/子供が主役の蛇まつり/絢爛 蔵の町の人形山車/文士の愛した温泉郷
◆群馬県 オトギの国・猿ヶ京/歴史的な遺産・多胡碑/俗塵を洗う四万温泉/芸術の宝庫 妙義山麓/日本で最初の製糸工場/鉄道遺産の動態展示
◆埼玉県 名木百選・牛島の藤/貴重な植物群生・浮野/蔵造りの町「小江戸」/昼は人形山車 夜は提灯山車/世界の盆栽の中心地
◆千葉県 慶喜ゆかりの戸定邸/見所多い仁右衛門島/白樺派文人たちの跡/川の駅から利根川散歩/里見氏の歴史息づく
◆東京都 江戸の粋「とんど焼」/厄除けの西新井大師/大晦日の狐の行列/野火止用水と東京の今昔
◆神奈川県 大岡越前守の菩提寺/昔と今が混在する島/ぶらり横浜 港町/中原中也の海棠
◎中部
◆山梨県 必見「三分の一湧水」/厄除地蔵の塩沢寺/つつじが崎館の遺跡/富士の麓の火祭り/手力男命のお道開き/渓谷に架かる奇橋
◆長野県 四季を彩る花岡平/八ヶ岳西麓の「穂屋祭」/牡丹と楓「信濃清水寺」/負の遺産 松代の地下壕
◆岐阜県 数多い鵜飼の句碑/神秘の多治見大聖堂/「奥の細道」結びの地/白川郷 合掌集落/木乃伊と蛍の里
◆静岡県 脚光浴びる富士霊園/四季を楽しめる佐鳴湖/吊橋の残る防人の里/修善寺温泉「独鈷の湯」/風と闘う中田島砂丘/蘇った清流 源兵衛川
◆愛知県 四季の豊かな西明寺/蒲郡のシンボル竹島/三河の山にかぎ万灯/家康誕生の岡崎城/神話が息づく白鳥公園/御油宿から藤川宿へ
◆新潟県 圧巻!瓢湖の白鳥/佐渡一の宮度津神社/整然と並ぶ高田寺町/裏佐渡の文学碑林/越後の雪晒し・堂押し/千の風の散歩道/豊かな文化「山古志村」
◎北陸
◆富山県 万葉以来の藤の名所/先人偲ぶ黒部の川音/文化交流の「東西橋」/倶利伽羅古戦場/八尾の華麗な曳山祭/四季折々に美しい風景
◆石川県 仏御前ゆかりの原町/勇壮な神事・竹割祭/絶景・河口の夕日/金沢の奥座敷「湯涌温泉」/金沢城下を一望の「卯辰山」
◆福井県 苔むす平泉寺境内/発掘続く一乗谷遺跡/戦乱の場・金ヶ崎城址/朝倉氏の夢の跡/難攻不落の国吉城
◎近畿
◆三重県 気品ただよう無動寺/日本武尊の陵めぐり/歴史の宝庫・伊賀寺町/江姫たちと伊勢上野/伊賀の「御斎峠」/勇猛・豪壮な鯨船まつり
◆滋賀県 近世の町並み柏原宿/いぶし銀の町・日野/観光の中心、彦根城/業平伝承の在原集落/芭蕉の心のふるさと/桟敷窓のある町並
◆京都府 感動的な鞍馬の火祭/にぎわった「大原志」/八月の洛中は盆一色/歴史伝える宇治田原町/愛宕神社の千日詣/天に飛翔する浮橋 「天橋立」/伏見稲荷の千本鳥居
◆大阪府 幼き日の蕪村を想う/「茶禅一味」の南宗寺/卯の花の名所・高槻市/ロマン秘める能勢郷/わが国唯一の連歌所/通天閣 頑張ってまっせ/実業家と文人墨客の池田
◆兵庫県 「しあわせの村」誕生/数多い歴史的文化財/明石海岸・浜の散歩道/禅機みなぎる高源寺/安産祈願の名刹/勇壮絢爛 播磨国の置山
◆奈良県 伝統の牡丹焚俳句養/信仰の道・伊勢街道/平城宮跡から法華寺/狼のいた←山河ら深吉野/「かぎろひの丘」の神秘/能楽の原点 奈良/はるかなる二上挽歌
◆和歌山県 幻想的な白崎の景観/「熊桶邸」一般に公開/復活二十五周年の流し雛/厳しい高野山への道/熊野古道から旧中筋家/勇壮な男の火祭り
◎中国
◆鳥取県 漁港と漫画の町作り/洞門・奇岩の浦富海岸/ゲゲゲの「妖怪ロード」/蕪城の愛した漁港/情緒豊かな雛送り
◆島根県 人麿終焉の地・鴨山/夏を告げる「涼殿祭」/世界最大の砂時計/アイリッシュ祭り/山陰の耶馬渓「立久恵峡」
◆岡山県 文化財の宝庫・真備町/郷愁誘う祭り・遺跡/弥生後期最大の墳墓/平賀元義の歌ごころ/世界最古の公立学校
◆広島県 柿簾に埋まる集落/市民休息の場・似島/賑わう木野川雛流し/洗心の別世界「三瀧寺」/人に優しい路面電車
◆山口県 静かな海辺の里・室積/鶴の里・周南市八代/響灘の島に残る神事/防府市向島の蓬●莱桜/関門海峡の一大絵巻
◎四国
◆徳島県 大山さんの力餅行事/圧巻 犬飼の農村舞台/桜間の巨大なお石/阿波公方一族の菩提寺
◆香川県 讃岐・金刀比羅宮の蹴鞠/旅人憩う・四つ足茶堂/塩飽水軍の本拠地/有木の里と平有盛/万葉の昔と交差する島
◆愛媛県 史跡多い道後の町/万葉植物苑の四季/子規、漱石を偲ぶ滝/雪の石鎚神社成就社/悪虫退散「虫送り」
◆高知県 今に残る特異な文化/紅葉の「満天星公園」/鷹の渡りが見える町/四万十川の「沈下橋」/日本三大鍾乳洞 龍河洞
◎九州・沖縄
◆福岡県 勇壮「玉せせり」神事/神韻宿る香椎宮/篠栗八十八箇所巡礼/油山の空 鷹渡る
◆佐賀県 句材豊富な唐津/歴史伝える多久聖廟/早朝から寒鮒の競り/呼子港の歴史と情緒/脊振の古道と山茶花原生林/人も鳥も憩える場所
◆長崎県 古い歴史の茂木漁港/古墳群広がる「牧島」/引揚の地に平和公園/一日一万羽の鷹渡る/西海の名勝「九十九島」/殉教の島「生月島」
◆熊本県 神秘の清流「緑仙峡」/横井小楠と「四時軒」/威厳と美観 熊本城/地下水都市のシンボル湖
◆大分県 歴史の宝庫国東半島/鶴見岳一気登山の会/小鹿田焼の里・皿山/風光明媚な城下町/お接待「お弘法さま」
◆宮崎県 文化財を守る南郷村/心を癒す高千穂牧場/夜神楽一色の高千穂/太古の秘境「西米良」/平家と源氏の相聞の里
◆鹿児島県 薩摩焼発祥の美山/白砂青松「くにの松原」/川辺の清水磨崖仏群/万羽鶴が飛来する里/豪華絢爛「六月灯」
◆沖縄県 神々が集う島「久高」/王家の別邸「識名園」/世界遺産「勝連城跡」/摩文仁の丘に聴く波音
あとがき
吟行旦覧
特別コラム
絶品「北限」の新茶
唐船漂着にまつわる奇祭

申込・問合せ先:俳人協会「創立60周年記念事業」係
発送:令和4年1月中旬より順次発送
※送料について
①全6冊一括購入される場合10,000円、送料無料(9月末まで)。
②同一出版物を10冊以上、お申し込みの場合、送料無料(9月末まで)。
③所蔵名品集(近世・近現代)を同時にお申込みの場合は、送料は450円。
④その他、ご不明な点はお問合せ下さい。

 

 

 

戻る