令和7年 春季俳句講座

 

令和7年春季俳句講座 「第一句集を読むー師系を超えて(8)」

第1回 山西雅子 『洗禮』古賀まり子 「いのちと愛」
 
『洗禮』は「清瀬」「運河のほとり」の二部構成である。重症の結核による長い病臥から生まれた句、奇跡的に社会復帰できた後の熱い思いから生まれた句を時系列に従って読む。
動画配信日時 4月15日(火)10時より

第2回 森賀まり 『含羞』石川桂郎 「含羞のありか」

石川桂郎は俳人の他、小説家、編集人としても知られる。人柄においても魅力的な人だったようだ。『含羞』の作品からその人物像を探ってみたい。
動画配信日時 4月22日(火)10時より

第3回 中村雅樹 『砲車』長谷川素逝 「抒情の行方」

素逝の俳句を貫く抒情。その抒情は日中戦争下の国民感情と一つになって、『砲車』を生み出した。『砲車』の栄光と戦後の素逝の苦悩に迫りたい。
動画配信日時 4月29日(火)10時より

第4回 横澤放川 『月下の俘虜』平畑静塔 「月下の俘虜」
治安維持法による検挙、カトリック入信、そして『俳人格』などの評論によって戦後俳壇に中心的な役割を果たしたこの作家の、苦渋の第一句集を読む。
動画配信日時 5月6日(火)10時より

 
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