青嶺(福岡)
主宰プロフィール
1935年(昭和10年)7月福岡県生まれ。
中国山東省の父の任地にて育ち、戦後引き揚げ。
1963年(昭和38年)野見山朱鳥(菜殻火)に師事、朱鳥没後、師系の兒玉南草(地平)に師事。
1972年~2000年の東京在勤中に、「河」(角川源義)同人、没後「人」(進藤一考)同人に参加。
2001年(平成13年)「青嶺」創刊(「地平」終刊により、改名継承)。
俳人協会名誉会員、日本現代詩歌文学館振興会評議員、日本詩歌句協会理事、福岡県俳句協会元会長等。
著書に句集「草笛」「青山」「海境」「天日」、秀句鑑賞集「一句万誦」等多数。
主宰の代表句
摩崖仏千年が過ぎ蝶が過ぐ
桜貝あまたの兵の帰らざる
来し方も行方も青き山河かな
海境のひかりに聳ちて青き嶺
野分波軍艦島は航く如し
「青嶺」のこと
野見山朱鳥、兒玉南草を師系として、2001年7月岸原清行主宰の「青嶺」創刊。 機関誌「青嶺」(月刊)は2018年2月に200号を出版、2021年7月創刊20周年を迎えた。
創刊後5年毎に編集する合同句集をはじめ、会員による句集等は「青嶺叢書」として出版し、師系の「地平叢書」より通巻で100号を超える。
俳誌の指標は「自然と人との心豊かな交響と創造」。
![]() 宿泊吟行(探訪会) | ![]() 日帰り(バス)吟行 |
句会
句会は福岡県を中心に全国に展開する個別句会と、毎月の総合句会(年3~4回は日帰り(バス)吟行、年1回は宿泊吟行の深訪会)、毎年7月全国大会等を開催。 個別句会は北九州市内12ケ所の他、福岡県遠賀郡、福岡市、下関市、宮崎市、長崎県、島根県、東京都の24ケ所で開催しています。 句会に参加したい方、一度様子を見てみたい方は事前に連絡いただいてお気軽にご参加ください。
詳細はこちらへ問い合わせください。→yonemura18@tenor.ocn.ne.jp
句会会場問い合わせ電話 | ||
北九州市立文学館 | 北九州市小倉北区、市立文学館 | 093-571-1505 |
岡垣句会 | 遠賀郡岡垣町、岡垣東部公民館 | 093-282-5890 |
福岡句会 | 福岡市中央区、福岡市赤煉瓦文化館 | 092-722-4666 |
長﨑句会 | 長崎市銭銀座地区コミュニティセンター | 095-849-5345 |
その他20ケ所
トピックス(2025年1月)
☆当年(令和6年、2024年)は極暑続きの長い夏でした。このため、毎年恒例の青嶺全国大会は7月の開催時期を10月に延期して開催しました。
・会場は前年同様小倉北区の小倉城を臨む小倉リーセントホテルで開催しました。
・コロナ禍の影響はまだ少し残っていたため、懇親会は行わず総会のみでした。
・毎年創業月の「青嶺」7月号に発表され総会時に表彰される当年度(第23回)の青嶺賞は「堀川運河」の末澤孝子さん、年度賞は井口チズ子さんでした。
・記念講演は、佐渡出身の青嶺同人菊池健さんに「我が心の佐渡」の演題で、佐渡ゆかりの歴史上の人物にまつわる話を中心に、佐渡の自然、佐渡関連の文人や俳句等について多数の写真や文献を紹介しながら講演いただきました。
![]() 大会開催の主宰挨拶 |
![]() 記念講演の菊池健さん |
・誌上兼題句会は、星座同人の岸原邦代さん、隈可須奈さん、菊池健さんの月毎の持ち回り選で行われています。
・総合吟行は当年は開催を見送りました。
☆岸原主宰は3月開催の俳人協会総会で名誉会員に選出されました。
☆会員の対外の全国的句会・文化祭活動での主
な表彰事例を紹介します。 ・第28回「草枕」国際俳句大会;選者特選:青竹町子さん
・第30回俳人協会俳句大賞;選者特選:坂本美知子さん、永田英子さん
・第24回全国万葉短文学誌上大会;大分合同新聞社賞:中嶋重利さん、最優秀賞:林良子さん
・第11回万葉の里・人磨顕彰俳句大会;特選:鹿田欣子さん
・第23回全国俳句大会in北九州;特選:岸原邦代さん
・第1回鶴の町いずみ全国俳句大会;俳句ユネスコ登録推進協議会賞:田村靖子さん
・第59回関西俳句大会;選者特選:松本ゆきこさん
・第63回俳人協会全国俳句大会;秀逸賞:隈可須奈さん
・令和5年度「小泉八雲をよむ」感想文募集;優良賞:菊池健さん
☆機関誌月刊「青嶺」の表紙絵は創刊号以来長谷川陽三画伯によるもので、今年の絵は「空からの阿蘇」です。(題字は主宰筆です。)
![]() 令和7年度「青嶺」表紙 |
![]() 令和6年度「青嶺」大会参加者集合写真 |