橘
橘俳句会は、昭和52年12月に、松本旭(埼玉大学名誉教授)を主宰とし発足、俳誌「橘」を発行して来ました。以来、内容・形式ともに充実・発展を続け、令和元年8月には記念すべき500号を発行しました。平成27年には松本旭を失いましたが、佐怒賀直美2代目主宰のもと新たなる歩みを進めています。
橘の目指すもの1.私たちの生命(いのち)は、一回限りである。密度の濃い人生を送らなければならない。そのために私たちは俳句をつくる。"生きることの証明"につくると言ってもよい。
2.対象世界を、自分の感動をしっかと見極めなければならない。いわゆる"感動の焦点化"を行う。写生の大切な所以である。
3.自分を"生み出でしもの"への感謝を忘れまい。そこからゆたかな俳句が生まれる。
・本部例会毎月第4日曜日(1月新年句会、6月朱鳥忌俳句大会、10月青龍忌俳句大会)
・新年会・出版祝賀会(1月)
・全国大会(5月)
・俳句鍛錬会・日帰り吟行会(年1回)
・色紙短冊展(隔年)
昭和33年茨城県生まれ。埼玉大学卒。埼玉県立高校国語科教諭として50才まで勤務。埼玉大学在学中の昭和57年、松本旭に師事し橘入会。卒業と共に編集に参加、編集長を経て、平成27年に松本旭より主宰を継承。句集に、『髪』『眉』『髭』『心』『佐怒賀直美集』ほか。俳人協会理事・日本文藝家協会会員・埼玉新聞俳壇選者。