俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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- 20836句中12271-12300句を表示
俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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天心に星のあがりし寒鮃 | 櫛部天思 | 寒鮃 | 冬 | 『天心』 |
雪嶺のかくもしづかに師を憶ふ | 櫛部天思 | 雪嶺 | 冬 | 『天心』 |
雛の日の日ざしに零れ松の塵 | 山尾玉藻 | 雛 | 春 | 『人の香』 |
寒戻りけり水底のごはん粒 | 山尾玉藻 | 寒の戻り | 冬 | 『人の香』 |
菖蒲田のかつと照る日を家にゐる | 山尾玉藻 | 菖蒲田 | 夏 | 『人の香』 |
天牛のとんだる空のまだそこに | 山尾玉藻 | 天虫 | 夏 | 『人の香』 |
とのぐもる草刈に音出できたり | 山尾玉藻 | 草刈 | 夏 | 『人の香』 |
葉書数枚書きなにがなし冬籠 | 山尾玉藻 | 冬籠 | 冬 | 『人の香』 |
かはせみの失せたる杭も初景色 | 山尾玉藻 | 初景色 | 新年 | 『人の香』 |
応へねばならぬ扇をつかひけり | 山尾玉藻 | 扇 | 夏 | 『人の香』 |
夜の川に沿うてゆきたる熊手かな | 山尾玉藻 | 熊手 | 冬 | 『人の香』 |
大原女の手甲に蝶の生まれけり | 山尾玉藻 | 蝶 | 春 | 『人の香』 |
遺されし貌が鏡に鵙のこゑ | 山尾玉藻 | 鵙の声 | 秋 | 『人の香』 |
夫覚ますごとく煮凝揺らしけり | 山尾玉藻 | 煮凝 | 冬 | 『人の香』 |
始まりの終りのなくて蓮枯るる | 山尾玉藻 | 枯蓮 | 冬 | 『人の香』 |
どの雲となく水となく端午かな | 山尾玉藻 | 端午 | 夏 | 『人の香』 |
人の香に身をほどきけり秋の蛇 | 山尾玉藻 | 秋の蛇 | 秋 | 『人の香』 |
流木の匂ひ手にあり寒昴 | 鎌田俊 | 寒昴 | 冬 | 『山羊の角』 |
葉鶏頭汚るることを諒とせり | 鎌田俊 | 葉鶏頭 | 秋 | 『山羊の角』 |
都鳥またも女難の相といふ | 鎌田俊 | 都鳥 | 冬 | 『山羊の角』 |
ふらここやたましひ誰も買ひに来ず | 鎌田俊 | ふらここ | 春 | 『山羊の角』 |
火取虫己の燃ゆる音聞くか | 鎌田俊 | 火取虫 | 夏 | 『山羊の角』 |
それからの大和はいかに花蘇鉄 | 鎌田俊 | 蘇鉄の花 | 夏 | 『山羊の角』 |
月光の谺してゐる軀かな | 鎌田俊 | 月光 | 秋 | 『山羊の角』 |
降りだしの雨によく遇ふ花かぼちや | 鎌田俊 | 南瓜の花 | 夏 | 『山羊の角』 |
雪渓やザックに揺るるズブロッカ | 鎌田俊 | 雪渓 | 夏 | 『山羊の角』 |
金魚玉天動説のなかに吊る | 鎌田俊 | 金魚玉 | 夏 | 『山羊の角』 |
ばらの雨白い鯨が来るだらう | 鎌田俊 | 薔薇 | 夏 | 『山羊の角』 |
あらたまの年ハイにしてシャイにして | 後藤比奈夫 | あらたま | 新年 | 平成29年新年詠 |
去年今年遅れて還り来る木霊 | 有馬朗人 | 去年今年 | 新年 | 平成29年新年詠 |