俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中1261-1290句を表示
俳句 作者季語季節出典
天頂に火星追ひあげ鬼やらひ 名本喜美追儺第45回関西俳句大会
本棚の塵明らかに日脚伸ぶ 小森孝敏日脚伸ぶ第45回関西俳句大会
焼帛や峡をはなるる水の音 三和幸一案山子(やきしめ)第45回関西俳句大会
旅立たすやうに山火を付け始む 菅恵子山焼く第45回関西俳句大会
羽のあることを忘れし浮寝鳥 平万紀子浮寝鳥第45回関西俳句大会
鬼打の面も国宝法隆寺 林周作豆撒第45回関西俳句大会
星明り良かりし村に寒天干す 下田育子寒天造る第45回関西俳句大会
どやどやの男くささに水を打つ 山形惇子打水第45回関西俳句大会
はらからのみな似てきたる初写真 井上あや子初写真新年第45回関西俳句大会
炉辺に酌む老いてなほ子に従はず 福井貞子第45回関西俳句大会
厨引き継ぎて茎石まだ持てず 高田菲路茎漬第45回関西俳句大会
体調を犬に洩らして日向ぼこ 吉村艶子日向ぼこ第45回関西俳句大会
武士の負ひし箙の梅ぞこれ 束野淑子第45回関西俳句大会
すかんぽの長けて箱根の関所跡 奥村竹峰酸葉第45回関西俳句大会
耳しひてこの頃亀のよく鳴けり 西村琢亀鳴く第45回関西俳句大会
頬被して根つからの仕事好き 角田素斎頬被第45回関西俳句大会
恋猫の鈴をはづしてやりにけり 田邊富子猫の恋第45回関西俳句大会
虎挟み土間にかけあり猟期果つ 原澤曻司猟期終る第45回関西俳句大会
暖かくなればなつたでこぼす愚痴 吉田力雄暖か第45回関西俳句大会
大石忌雪の一力茶屋となり 藤堂くにを第45回関西俳句大会
じやがいもの花はてつぺん雨盛ん 内田茂馬鈴薯の花第45回関西俳句大会
関空へ冬の昴をよぎり行く 泉田欽司冬の星第45回関西俳句大会
ふらここや島に生徒は二人きり 坂川満智子ぶらんこ第45回関西俳句大会
裏白の飾るやいなや反り返る 草野准子羊歯新年第45回関西俳句大会
法師蟬飯時に来て鳴いてをり 清島久門つくつく法師第45回関西俳句大会
鉾杉に触れて傾く寒の月 中村勝行寒月第45回関西俳句大会
正門の前のポストに賀状出す 杉田菜穂賀状新年第45回関西俳句大会
春泥や筵を敷いて棺出す 井上次雄春泥第45回関西俳句大会
膨らみて堰越ゆる水猫柳 川野喜代子猫柳第45回関西俳句大会
もの音の遠くなりたる春の風邪 森悦子春の風邪第45回関西俳句大会

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