俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中1351-1380句を表示
俳句 作者季語季節出典
笹鳴と気づきたるとき翔ちにけり 西尾美穂子笹鳴第45回関西俳句大会
居酒屋にうどんを食べて一葉忌 西山満寿鯨汁第45回関西俳句大会
悼みつつ高野の雪を踏みにけり 外城恒第45回関西俳句大会
遠くから還りしやうに独楽止まる 木村淳一郎独楽新年第45回関西俳句大会
金閣の雪こぼしたつ寒鴉 西浦昭美寒鴉第45回関西俳句大会
白寿なる母の背流す初湯かな 清水多恵子初湯新年第45回関西俳句大会
猪肉の裾分けありし駐在所 小阪南枝第45回関西俳句大会
枕よりはみ出してゐる宝船 福本せつこ宝船新年第45回関西俳句大会
書庫といふ寒さ居座るところかな 有本美砂子寒さ第45回関西俳句大会
鶯餅一つ潰れてゐたりけり 森径子鶯餅第45回関西俳句大会
子の嫁と決まりしひとの春著かな 西出茂子春着新年第45回関西俳句大会
手拭のおろし立てなる初湯かな 清島久門初湯新年第45回関西俳句大会
皂莢を振れば民族楽器の音 北村千代子皂莢第45回関西俳句大会
赤錆の錠も国宝梅雨深し 束野淑子梅雨第45回関西俳句大会
鷽替の連れとはぐれてしまひけり 藤本俊子鷽替新年第45回関西俳句大会
あたたかや離任の医師に島総出 倉田隆峯暖か第45回関西俳句大会
病院を抜けて種芋植ゑてをり 森井美知代種芋第45回関西俳句大会
母逝きて座蒲団だけの日向ぼこ 谷扶美江日向ぼこ第45回関西俳句大会
着ぶくれて来しがすばやく作業服 福嶋紀子着ぶくれ第45回関西俳句大会
擂粉木に妻の歳月木の芽和 樋口一破木の芽和第45回関西俳句大会
自画像のつもりはなかり福笑 菅原くに子福笑い新年第45回関西俳句大会
名月や少し風ある関ケ原 梅田郁子名月第45回関西俳句大会
初凪や正時に連絡船が発ち 草地明子初凪新年第45回関西俳句大会
彼方まで日を返しゐる干潟かな 草地明子汐干第45回関西俳句大会
吉野嶺に陽があるかぎり紙を干す 山村晃一紙漉第45回関西俳句大会
冬蝶の翅透き通る枯木灘 常澤俶子冬の蝶第45回関西俳句大会
短日の護岸嵩上げしてをりぬ 広瀬峰雄短日第45回関西俳句大会
恐竜の骨にとどまる枯蟷螂 三好京子蟷螂枯る第45回関西俳句大会
尺蠖の差し迫ることあるごとし 八幡酔鵬尺蠖第45回関西俳句大会
花栗や闇のどこかが揺れてをり 加藤満智子栗の花第45回関西俳句大会

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