俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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- 20836句中17521-17550句を表示
俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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飴もらふ長閑なる日の岸にゐて | 安里琉太 | 長閑 | 春 | 『式日』 |
蛇苺川痩せてより濃く匂ふ | 安里琉太 | 蛇苺 | 夏 | 『式日』 |
貼りつきし花びらの朱に蛭乾く | 安里琉太 | 蛭 | 夏 | 『式日』 |
羅漢らの永きつれづれ花楝 | 安里琉太 | 楝の花 | 夏 | 『式日』 |
登りきて涼しき景となつてゐし | 安里琉太 | 涼し | 夏 | 『式日』 |
残夢かな花たちばなを雨の打つ | 安里琉太 | 橘の花 | 夏 | 『式日』 |
金蠅や夜どほし濤の崩れ去る | 安里琉太 | 金蠅 | 夏 | 『式日』 |
湯痩して蓮見のこゑの中に立つ | 安里琉太 | 蓮見 | 夏 | 『式日』 |
血族の村しづかなり花胡瓜 | 篠崎央子 | 胡瓜の花 | 夏 | 『火の貌』 |
洗面器の底に西瓜の種一つ | 篠崎央子 | 西瓜 | 秋 | 『火の貌』 |
東京の空を重しと鳥帰る | 篠崎央子 | 鳥帰る | 春 | 『火の貌』 |
血の足らぬ日なり椿を見に行かむ | 篠崎央子 | 椿 | 春 | 『火の貌』 |
栗虫を太らせ借家暮らしかな | 篠崎央子 | 栗虫 | 秋 | 『火の貌』 |
森に入るやうに本屋へ雪催 | 篠崎央子 | 雪催 | 冬 | 『火の貌』 |
浅蜊汁星の触れ合ふ音立てて | 篠崎央子 | 浅蜊汁 | 春 | 『火の貌』 |
うなづくも撫づるも介護ちちろ鳴く | 篠崎央子 | ちちろ | 秋 | 『火の貌』 |
残雪や鱗を持たぬ身の渇き | 篠崎央子 | 残雪 | 春 | 『火の貌』 |
筑波嶺の夏蚕ほのかに海の色 | 篠崎央子 | 夏蚕 | 夏 | 『火の貌』 |
黒葡萄ぶつかりながら生きてをり | 篠崎央子 | 葡萄 | 秋 | 『火の貌』 |
倭の國は葦の小舟や台風圏 | 篠崎央子 | 台風 | 秋 | 『火の貌』 |
縄文のビーナスに臍山眠る | 篠崎央子 | 山眠る | 冬 | 『火の貌』 |
火の貌のにはとりの鳴く淑気かな | 篠崎央子 | 淑気 | 新年 | 『火の貌』 |
妻来たる一泊二日石蕗の花 | 小川軽舟 | 石蕗の花 | 冬 | 『朝晩』 |
海底の真つ暗闇も年歩む | 小川軽舟 | 年歩む | 冬 | 『朝晩』 |
雪降るや雪降る前のこと古し | 小川軽舟 | 雪 | 冬 | 『朝晩』 |
冬尽きて空に無数の擦過傷 | 小川軽舟 | 冬尽く | 冬 | 『朝晩』 |
葬送の鈸や太鼓や山笑ふ | 小川軽舟 | 山笑う | 春 | 『朝晩』 |
夕空は宇宙の麓春祭 | 小川軽舟 | 春祭 | 春 | 『朝晩』 |
レタス買へば毎朝レタスわが四月 | 小川軽舟 | 四月 | 春 | 『朝晩』 |
飯蛸やわが老い先に子の未来 | 小川軽舟 | 蛸飯 | 春 | 『朝晩』 |