俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中10081-10110句を表示
俳句 作者季語季節出典
北を背の杭一本や鶴の墓 森湖秋第18回俳句大賞入選
陶工や炎いろ涼しと薪を足し 千田敬涼し第18回俳句大賞入選
マフラー編むまだ片恋でありしかな 白数宏子毛糸編む第18回俳句大賞入選
緑さすミサの木椅子の端に座し 矢野真緋子第18回俳句大賞入選
夜濯をすませ夜漁の舟に乗る 藤田魯朴夜濯第18回俳句大賞入選
いくたびも子を待つ水を打ちにけり 渡井迪子水打つ第18回俳句大賞入選
わが罪のおほかた忘れ閻魔祭 宮谷昌代閻魔詣新年第18回俳句大賞特選
地震止みて芽吹きの山のありにけり 佐藤京子芽吹く第18回俳句大賞特選
白玉や声のきれいな人とゐて 高橋博夫白玉第18回俳句大賞入選
宿題は母の近くで燕来る 小林朱夏燕来る第18回俳句大賞入選
働かぬことにも馴れて敬老日 川田さちえ敬老日第18回俳句大賞入選
蛇穴を出て広島の平和の火 藤井彰二蛇穴を出づ第18回俳句大賞入選
たたまれてハンカチにまた新たな日 小林木の実ハンカチ第18回俳句大賞入選
噴水が高く子が来る鳩が来る 泉美郷噴水第18回俳句大賞入選
待春の耳澄ましけり調律師 永田順子待春第18回俳句大賞入選
草市や影なきものを飾りをり 齋藤實草市第18回俳句大賞入選
折れさうですぐに折れたる梅雨茸 上山本一興梅雨茸第18回俳句大賞入選
桐壺の巻より紙魚のいできたる 中村阿弥紙魚第18回俳句大賞入選
西域はいまだ遙けし蟻の道 黒岩裕介第18回俳句大賞入選
リラ冷えやこどものまじる遺族席 矢沢寿美リラ冷第18回俳句大賞入選
てんと虫どこへとんでも一人きり 岡本芳子天道虫第18回俳句大賞入選
息止めてゐて美しき花氷 田中里美花氷第18回俳句大賞入選
炎天のわれに直ぐなる背骨あり 山内唯嗣炎天第18回俳句大賞入選
働けぬ汗も遜色なく流れ 窪田佳津子第18回俳句大賞入選
水中花開きて水を喜ばす 福島津根子水中花第18回俳句大賞入選
ジーンズの真つ直ぐかわく麦の秋 松永知子麦の秋第18回俳句大賞特選
余生とはいへども未来更衣 高杉風至更衣第18回俳句大賞特選
花一分武士の一分に似て紅し 小田島亮悦第18回俳句大賞特選
雉啼くや山気に楔打つごとく 上野山明子第18回俳句大賞入選
車より真つ先に出る捕虫網 久郷紅楓捕虫網第18回俳句大賞入選

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