俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中4801-4830句を表示
俳句 作者季語季節出典
海風は男の匂ひ五月くる 高藤士千子五月来第51回全国俳句大会
開戦日街にレノンの曲流れ 吉田ひろし開戦日第51回全国俳句大会
街道の古き糀屋梅ふふむ 金子慶子第51回全国俳句大会
学僧の炯々たるや更衣 小笠原ゆずる更衣第51回全国俳句大会
葛咲いてまこと大和は葛の里 阿部天風葛の花第51回全国俳句大会
瓦礫より昇る日の見ゆ黄水仙 梅森サタ黄水仙第51回全国俳句大会
乾く間のなき三寸の甘茶仏 田畑龍甘茶仏第51回全国俳句大会
寒雁の光を返す薄暮かな 安達朝子寒雁第51回全国俳句大会
寒鯉の生血すすりて過疎を守る 富永正詩寒鯉第51回全国俳句大会
寒造蔵の奥より能登訛 宮川喜代子寒造第51回全国俳句大会
寒独活をきざむひとりの灯を点し 富田澄江寒独活第51回全国俳句大会
寒明や夫への介護おこたらず 伊藤節子寒明け第51回全国俳句大会
棺出でて海鳴りと居り冬座敷 菅原悟冬座敷第51回全国俳句大会
汗噴いて勝者の顔となりにける 坂元孝徳第51回全国俳句大会
観客は向日葵ばかり草野球 麻生勝行向日葵第51回全国俳句大会
丸善に替芯探す啄木忌 伊藤範子啄木忌第51回全国俳句大会
機銃掃射受けたる空や揚雲雀 富田寿雲雀第51回全国俳句大会
起し絵のやうにねぶたが跳ね来たる 松上孝ねぶた祭第51回全国俳句大会
亀鳴くと信ずる人へ亀鳴けり 吉田ひろし亀鳴く第51回全国俳句大会
亀鳴くや甲骨文字の山と川 福田嫩子亀鳴く第51回全国俳句大会
菊人形足袋も草履も濡れてをり 中川英子菊人形第51回全国俳句大会
吃水線傾けもどる若布舟 貝谷妙子若布舟第51回全国俳句大会
求愛の羽毛天より鳥の恋 金津やよい鳥の恋第51回全国俳句大会
泣いてゐる兄へ妹のしやぼん玉 藤田定雄石鹸玉第51回全国俳句大会
泣きながら泣いてゐないと日焼けの子 井端久子日焼第51回全国俳句大会
牛飼ひは何時も長靴麦の秋 岡田貞二麦の秋第51回全国俳句大会
魚屋も八百屋もビルに秋燈 多田武峰秋燈第51回全国俳句大会
橋落ちて雄島ただよふ銀河かな 藤野尚之銀河第51回全国俳句大会
鏡中に我と余寒のありにけり 斎藤文子余寒第51回全国俳句大会
仰ぎても振り返りても桜かな 服部くらら第51回全国俳句大会

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