俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中5371-5400句を表示
俳句 作者季語季節出典
春水のほとりに麩屋のありにけり 鈴木しげを春水H25俳人協会カレンダー
戀歌のごとく降りゐる春の雪 茨木和生春の雪H25俳人協会カレンダー
三月へのびのびと伸び富士の裾 松尾隆信三月H25俳人協会カレンダー
海ばかり見てゐる蜑の家の雛 松本峰春H25俳人協会カレンダー
菱餅や反りを合はせて四十年 榊原紘子菱餅H25俳人協会カレンダー
餓鬼庵の縁側好む地虫出づ 伊藤貴子地虫H25俳人協会カレンダー
蛇穴を出て風向きを窺へり 桜井筑蛙蛇穴を出るH25俳人協会カレンダー
山笑ふゆるみて抜けしねぢ山も 岡部玄治山笑うH25俳人協会カレンダー
平らかにもの見る駝鳥水温む 三好 亨水温むH25俳人協会カレンダー
水底の力を揺らし水草生ふ 池田琴線女水草生ふH25俳人協会カレンダー
涅槃図の絵解きの僧は生を説き 大橋淳一涅槃H25俳人協会カレンダー
天平の闇の火の粉を御水取 萬徳京子水取H25俳人協会カレンダー
涅槃西風憂きことそつと流しけり 中井恭子涅槃西風H25俳人協会カレンダー
鶴引いて始まる里の野良仕事 杉村凡栽引鶴H25俳人協会カレンダー
鳥雲に川を渡れば旅ごころ 田辺レイ鳥曇H25俳人協会カレンダー
ゆきずりに詣づ他郷の彼岸寺 佐々木雪草女彼岸H25俳人協会カレンダー
年輪の端に腰かけあたたかし つげ幻象あたたかH25俳人協会カレンダー
初雲雀幽かなり目を閉ぢて聴く 根岸善雄雲雀H25俳人協会カレンダー
点けてあること忘れゐし春暖炉 三村純也春暖炉H25俳人協会カレンダー
呼べばふと母ゐるやうな春炬燵 万代紀子春炬燵H25俳人協会カレンダー
浮雲に声をのこして落雲雀 塚本 清雲雀H25俳人協会カレンダー
田の神も辻の地蔵も春の泥 橋本爽見春泥H25俳人協会カレンダー
たらちねのカタカナ日記春の雨 すずき巴里春の雨H25俳人協会カレンダー
山の神田の神信じ耕せり 後藤雅夫耕しH25俳人協会カレンダー
濁りゐる水の厚さや蘆の角 雨宮きぬよ蘆の角H25俳人協会カレンダー
木の芽立つ空に消えゆくモノレール 滝井菱青木の芽H25俳人協会カレンダー
田楽や口にしがたき父の恩 大庭星樹田楽H25俳人協会カレンダー
良寬の「天上大風」椿咲く 神蔵 器椿H25俳人協会カレンダー
吹き晴れて富士見ゆる日や卒業す 滝澤三千代卒業H25俳人協会カレンダー
踏切の音を遠くに青き踏む 宮谷昌代踏青H25俳人協会カレンダー

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