俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中5251-5280句を表示
俳句 作者季語季節出典
スリッパを幾度も揃へ夏館 下坂速穂夏館『眼光』
鳴らしつつ探す風鈴吊るところ 下坂速穂風鈴『眼光』
夕焼けて鳴らんばかりの木となりぬ 下坂速穂夕焼『眼光』
止みし後も雨の音する夏木かな 下坂速穂夏木『眼光』
くさはらを歩めば濡れて魂祭 下坂速穂魂祭『眼光』
木の下に人あらはなり霧の中 下坂速穂『眼光』
葉ずれみな言の葉となる五月かな 堀本裕樹五月『熊野曼陀羅』
天牛を鳴かすや黄泉の誰のこゑ 堀本裕樹天牛『熊野曼陀羅』
火焔土器よりつぎつぎと揚羽かな 堀本裕樹揚羽蝶『熊野曼陀羅』
巡礼に蛇捕りの婆まじりをり 堀本裕樹『熊野曼陀羅』
打たれたる百足虫鳴くなり山百重 堀本裕樹百足『熊野曼陀羅』
向日葵の首立てとほす豪雨かな 堀本裕樹向日葵『熊野曼陀羅』
那智の滝われ一滴のしづくなり 堀本裕樹『熊野曼陀羅』
秋蟬の尿きらきらと健次の忌 堀本裕樹秋蟬『熊野曼陀羅』
物憑きて萩真つ白に乱れけり 堀本裕樹『熊野曼陀羅』
行き倒れし者蟋蟀に跳び乗らる 堀本裕樹蟋蟀『熊野曼陀羅』
火の鳥の羽や吹かるる櫨紅葉 堀本裕樹紅葉『熊野曼陀羅』
紀の国の水澄みて杉澄みまさる 堀本裕樹水澄む『熊野曼陀羅』
銀漢を荒野のごとく見はるかす 堀本裕樹銀漢『熊野曼陀羅』
蝶凍てて空の起源の蒼さかな 堀本裕樹凍蝶『熊野曼陀羅』
ふるさとは血なり寒九の夜の水 堀本裕樹寒九『熊野曼陀羅』
あけぼのや春の音とは水の音 片山由美子『香雨』
断崖をもつて果てたる花野かな 片山由美子花野『香雨』
朝顔の種採りはじめ採り尽す 片山由美子朝顔の種『香雨』
消ゆるためかたちとなりぬ浮氷 片山由美子浮氷『香雨』
書斎へと子規忌の客を通しけり 片山由美子子規忌『香雨』
柊の花のましろき香と思ふ 片山由美子柊の花『香雨』
水音のかがやくごとし根白草 片山由美子根白草『香雨』
やはらかく胸を打ちたる団扇かな 片山由美子団扇『香雨』
聞きとめしことまなざしに初音かな 片山由美子初音新年『香雨』

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