俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中9871-9900句を表示
俳句 作者季語季節出典
すぐ寝まる母に団扇の風送る 大政光子団扇第17回俳句大賞入選
たんぽぽの絮が待ちゐる次の風 永松多喜江蒲公英第17回俳句大賞入選
ちちははの夕餉は早め半夏生 田中純子半夏生第17回俳句大賞入選
にはとりの鳴く学校を卒業す 露木まもる卒業第17回俳句大賞入選
ひと振りに雨払ひたき箒草 谷口智子箒草第17回俳句大賞入選
ひと泊めてわれも旅めく梅雨の月 大江三知緒梅雨の月第17回俳句大賞入選
びゆんびゆんとくちなは廻し子供来る 近藤幸三郎第17回俳句大賞入選
まくなぎに顔を取られてしまひけり 浅見啓子蠛蠓第17回俳句大賞特選
めまとひを払ふ右の手左の手 安藤しげるめまとひ第17回俳句大賞入選
やませ来る無口な父のなほ無口 半澤正子やませ第17回俳句大賞入選
をちこちに礁あらはれ青葉潮 赤石梨花青葉潮第17回俳句大賞入選
遺品なる日の丸はスフ終戦日 溝口恭子終戦日第17回俳句大賞入選
一隅を照らすとはこの石蕗の花 小島可寿石蕗の花第17回俳句大賞特選
一刀に削ぐ青竹の団扇掛 宮崎トミ子団扇第17回俳句大賞入選
雨催ひ仏間にぜんまい広げ干す 牧野一古第17回俳句大賞入選
鵜の吐きしいとけなき鮎光りけり 近藤文子第17回俳句大賞特選
鵜を放つ瀬の只中へ徒鵜匠 豊田義久鵜匠第17回俳句大賞入選
炎天を来て梅干のにぎり飯 久保修平炎天第17回俳句大賞入選
遠足の子らみどりごに触れたがる 鶴岡加苗遠足第17回俳句大賞入選
遠足の列を正して解散す 宮本啓子遠足第17回俳句大賞準賞
夏椿生家に残る蔵ひとつ 相田悠紀子夏椿第17回俳句大賞入選
夏蜜柑手話の遍路が買ひにけり 亀井雉子男夏蜜柑第17回俳句大賞入選
火埃をあげて遠野の夏炉かな 菅野啓子夏炉第17回俳句大賞入選
花火師の舟着くたびに火の匂ふ 鈴木多香子花火第17回俳句大賞入選
花藻川橋の先にも橋見えて 安藤ミヤ子藻の花第17回俳句大賞入選
花楓愚陀佛庵の二階に灯 小沢麻結楓の花第17回俳句大賞入選
花蜜柑朝刊積んでフェリー着く 牧口良蜜柑の花第17回俳句大賞入選
海原を揺らぎ出でたる月涼し 大和愉美子月涼し第17回俳句大賞入選
乾くまで天を見届け昆布干す 金田一波昆布干す第17回俳句大賞特選
漁火や帰省の夜を寝惜しみて 礒江沙知子帰省第17回俳句大賞特選

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