俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中10381-10410句を表示
俳句 作者季語季節出典
昭和とは即ち八月十五日 柳澤二重八月十五日第20回俳句大賞入選
昭和の日黒にんにくをひとかけら 大谷のり子昭和の日第20回俳句大賞入選
畳拭く膝のちからや原爆忌 西山常好原爆忌第20回俳句大賞入選
人去つて句碑は枯野の石となる 佐々木虹橋枯野第20回俳句大賞入選
水の輪に腕を深く蓴菜採り 木原則子蒪菜第20回俳句大賞特選
水色の風のくるまで水を打つ 吉田ひろし水打つ第20回俳句大賞特選
水槽をほほゑみながら鱏降下 岡本尚子第20回俳句大賞特選
雛市の日溜りにゐるひよこ売り 幸喜美恵子雛市第20回俳句大賞入選
晴れの日の白ことさらに夏椿 杉本恵子夏椿第20回俳句大賞入選
正座して叱る母なり杜若 高畑昭子杜若第20回俳句大賞入選
生者より死者ほがらかに走馬燈 伊藤亜無走馬燈第20回俳句大賞入選
先付けは利根の川風夏料理 物江里人夏料理第20回俳句大賞入選
川渡御の人むらさきに烟りけり 松井倫子川渡御第20回俳句大賞入選
全身をくねらせて脱ぐ水着かな 高橋秋子水着第20回俳句大賞入選
早稲の香に白鳳仏をまぶしみぬ 石崎章子早稲第20回俳句大賞入選
草の花ばかりが白し津波あと 蔵多得三郎草の花第20回俳句大賞特選
胎の子と白詰草の野に座る 矢野玲奈白詰草第20回俳句大賞特選
大奥のにぎはひに似て花菖蒲 横田茂世花菖蒲第20回俳句大賞入選
大神の御食の塩掻く炎天下 駒木逸歩炎天下第20回俳句大賞入選
大蛸を土間に這はせて市開く 檜垣惠子第20回俳句大賞入選
大那智の火祭滝を炙り出す 高橋好温火祭第20回俳句大賞入選
大夕焼辺りしづかになりにけり 前田炎陽夕焼第20回俳句大賞入選
鷹育つ森の際まで田を植うる 下鉢清子田植第20回俳句大賞入選
滝の前少年の眼に力あり 万代紀子第20回俳句大賞入選
滝壺の水の青さを畏れけり 小林眞彦第20回俳句大賞入選
地震のあと蟇鳴く庭となりにけり 下谷行人第20回俳句大賞入選
朝飲んですぐ効く薬百千鳥 小林あつ子百千鳥第20回俳句大賞入選
長明の方丈に積む夏落葉 川合憲子夏落葉第20回俳句大賞入選
沈黙を保つ香水古りにけり 山崎雅葉香水第20回俳句大賞入選
通り雨観音堂は余花の中 大山とし子余花第20回俳句大賞入選

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