俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中11521-11550句を表示
俳句 作者季語季節出典
己が手のふと恐ろしき焚火かな 藤井あかり  焚火『封緘』
柿落葉大切になる前に捨つ 藤井あかり 落葉『封緘』
逆行の人と話せる枯野かな 藤井あかり   枯野『封緘』
打ち明けてしまへば枯菊の軽さ 藤井あかり 枯菊『封緘』
我がものになるまで見つめ藪柑子 藤井あかり藪柑子『封緘』
言の葉は水漬いてゆく葉冬の鳥 藤井あかり冬の鳥『封緘』
距離おくといふこと水仙を隔て 藤井あかり 水仙『封緘』
二本の裸木のありわかりあふ 藤井あかり裸木『封緘』
窓に凭りいつしか春の雨に凭り 藤井あかり春雨『封緘』
唇も桜も乾きはじめたる 藤井あかり  『封緘』
青梅や傘畳むとは人悼む 藤井あかり  青梅『封緘』
空蟬をもとのところに戻せざる 藤井あかり 空蟬『封緘』
脱ぎきたる靴の遥けき裸足かな 藤井あかり 裸足『封緘』
向日葵を切断面と思ひゐる 藤井あかり 向日葵『封緘』
握り潰せる無花果を剥きてをり 藤井あかり無花果『封緘』
城へ向く仙台駅の松飾 柏原眠雨松飾新年『夕雲雀』
鳥雲にひとり遊びの砂場の子 柏原眠雨鳥雲に『夕雲雀』
一人づつ流れ窪ませ鮎を釣る 柏原眠雨『夕雲雀』
自転車の灯のふらふらと遠蛙 柏原眠雨『夕雲雀』
虫の闇こはさぬほどの遠太鼓 柏原眠雨虫の闇『夕雲雀』
二階より運動会の端見ゆる 柏原眠雨運動会『夕雲雀』
夏雲や牧に二つの馬の群 柏原眠雨夏雲『夕雲雀』
湯の宿の五軒で途切れ小望月 柏原眠雨小望月『夕雲雀』
わさわさと杉の花揺り余震の来 柏原眠雨杉の花『夕雲雀』
避難所に回る爪切夕雲雀 柏原眠雨雲雀『夕雲雀』
町ひとつ津波に失せて白日傘 柏原眠雨白日傘『夕雲雀』
裸木の一樹の高し爆心地 柏原眠雨裸木『夕雲雀』
汲みにゆく水鉄砲の弾の水 柏原眠雨水鉄砲『夕雲雀』
泣き止まぬ子もその母も息白し 柏原眠雨息白し『夕雲雀』
町失せて星の増えゆく年の暮 柏原眠雨年の暮『夕雲雀』

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