俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中11551-11580句を表示
俳句 作者季語季節出典
BMWかげろふに炎上す 新井竜才陽炎第55回全国俳句大会
うぶぎぬの肩上げ深き端午かな 長谷川照子端午第55回全国俳句大会
オホーツクの没日大きな花野かな 野崎声山花野第55回全国俳句大会
がうがうと潮入れ替る去年今年 曽我部剛生去年今年新年第55回全国俳句大会
ぐつたりと干されてゐたる海水着 瀬戸みさ野海水着第55回全国俳句大会
ごつごつと蝶の影ゆく鋤田かな 吉田幸敏第55回全国俳句大会
さくらさくらさねさし相模けぶりをり 近藤久江第55回全国俳句大会
しやぼん玉はるけきものを遥かにす 星田一草石鹸玉第55回全国俳句大会
しやぼん玉吹く交番の迷子かな 原瞳子石鹸玉第55回全国俳句大会
ともに老い時々ひとり冬椿 成田清子冬椿第55回全国俳句大会
なまはげを見詰め直して泣く子かな 中村榮一なまはげ新年第55回全国俳句大会
にはとりが邪魔と言ひをる溝浚へ 神原廣子溝浚第55回全国俳句大会
はづさざる一人暮らしの愛の羽根 田村祐巳子赤い羽根第55回全国俳句大会
ヒロシマのあの朝も蟻きつと列 金澤萬里第55回全国俳句大会
ふる里の銀座通りやかき氷 岡田みさ子かき氷第55回全国俳句大会
まだ生ぎでゐだがと握手雪解風 野沢しの武雪解風第55回全国俳句大会
みづうみのところどころに蜆舟 松宮京生子蜆舟第55回全国俳句大会
もうとまた叱られてゐる夏休み 植本民代夏休み第55回全国俳句大会
案山子には申し分なき父の顔 髙埜健蔵案山子第55回全国俳句大会
闇汁の闇の中にてよく笑ふ 衣笠修爾闇汁第55回全国俳句大会
闇米を負ひし峠や葛の花 佐藤弘葛の花第55回全国俳句大会
一つづつ空包みゆく袋掛 古賀勇理央袋掛第55回全国俳句大会
雲梯のみぎ手ひだり手夏が来る 千葉喬子夏来る第55回全国俳句大会
堰堤にサキソフォン吹く暮春かな 三好かほる暮春第55回全国俳句大会
縁側に母の客来て桐の花 宮崎登美子桐の花第55回全国俳句大会
遠足へがばりと開く河馬の口 近藤昶子遠足第55回全国俳句大会
夏潮を蹴つてさそり座立ち上がる 坂本昭子夏潮第55回全国俳句大会
過疎村を裏返しゆく黍嵐 新津黎子黍嵐第55回全国俳句大会
柿うまし柿美しと供へけり 福井隆子第55回全国俳句大会
貫通の弾痕ありぬ生身魂 井本洋子生身魂第55回全国俳句大会

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