俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中12931-12960句を表示
俳句 作者季語季節出典
おぼろ月大王烏賊を眠らせる 村上万亀重朧月第56回全国俳句大会
一人かと思へば二人朧月 鈴木泰代朧月第56回全国俳句大会
貝寄風や迷ひ鯨の骨一切 梶谷節子貝寄風第56回全国俳句大会
片乳に生くる身傾ぎ帰り花 伊藤とし子帰り花第56回全国俳句大会
理科室に二匹の蛙もち来る 室達朗第56回全国俳句大会
神宿る島遠巻きに牡蠣筏 奈尾詇子牡蠣第56回全国俳句大会
杖の音魁けて来る賀客かな 岡田游子賀客新年第56回全国俳句大会
帰り来ぬ人かげろふの中にゐる 酒井升人陽炎第56回全国俳句大会
三つとは崩れぬ数や飾り炭 吉次薫飾炭新年第56回全国俳句大会
遠火事に少しざわつく理髪店 田尻駿一郎火事第56回全国俳句大会
数へ日のレシート長くありにけり 田口昌美数へ日第56回全国俳句大会
風邪癒ゆる窓の日差しの明るさに 佐藤みちゑ風邪第56回全国俳句大会
風薫る御召列車の通過駅 鈴木政子風薫る第56回全国俳句大会
水牛の馭者の島唄風光る 村田浩風光る第56回全国俳句大会
金堂の供華は野の花風光る 堀田毬子風光る第56回全国俳句大会
調教の馬のたてがみ風光る 村上玲子風光る第56回全国俳句大会
風光る単車飛び出す島フェリー 玉井美智子風光る第56回全国俳句大会
鷺あまた刈田に寄るは喪の如し 中村夢窓刈田第56回全国俳句大会
蝌蚪の紐食へぬものかと思ひし日 伊東亮蝌蚪第56回全国俳句大会
もも組の帽子が囲む蝌蚪のくに 隈可須奈蝌蚪第56回全国俳句大会
富士湧水たつぷり使ひ紙を漉く 後藤ひろ紙漉く第56回全国俳句大会
叩いてほしき紙風船の寄りて来し 福井隆子紙風船第56回全国俳句大会
亀鳴くやわれは失ふ喉仏 平石弓夫亀鳴く第56回全国俳句大会
葉の蔭に風の見つけし烏瓜 岸田尚美烏瓜第56回全国俳句大会
百の手に引き締む帆綱雁渡し 井上弘美雁渡第56回全国俳句大会当日
島の雨海よりあがる青くわりん 坂本たか子榠樝の実第56回全国俳句大会
王朝の恋を拾ひし歌留多取り 柴田隆一歌留多新年第56回全国俳句大会
畳百枚担ぐ少年寒稽古 小林雪柳寒稽古第56回全国俳句大会
樏を預けられたる道祖神 倉田信司第56回全国俳句大会
廃線のレールに弾む寒雀 梶田遊子寒雀第56回全国俳句大会

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