俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中15391-15420句を表示
俳句 作者季語季節出典
股引をもう見られてもよき齢 伊藤伊那男股引『然々と』
マッチ一本迎火として妻に擦る 伊藤伊那男迎火『然々と』
動かせば火鉢に爺がついてくる 伊藤伊那男火鉢『然々と』
ボーナスを自分に出してみて淋し 伊藤伊那男ボーナス『然々と』
白鳥の白炎として降り立てり 伊藤伊那男白鳥『然々と』
蝮酒二日ほどして少し効く 伊藤伊那男蝮酒『然々と』
湯たんぽの慈母のごときを足蹴にす 伊藤伊那男湯たんぽ『然々と』
春火鉢あればあつたで手をかざす 伊藤伊那男春火鉢『然々と』
山笑ふ若草山もそれなりに 伊藤伊那男山笑う『然々と』
京の路地一つ魔界へ夕薄暑 伊藤伊那男薄暑『然々と』
大仏の頭が見えて冬ぬくし 伊藤伊那男冬ぬくし『然々と』
揺れやむは泣きやむに似て藤の花 日下野由季藤の花『馥郁と』
あらたなる風てのひらの空蟬に 日下野由季空蝉『馥郁と』
まだ見つめられたくて鴨残りけり 日下野由季残り鴨『馥郁と』
薄氷また来る場所と思ひゐる 日下野由季薄氷『馥郁と』
哀しみのかたちに猫を抱く夜長 日下野由季夜長『馥郁と』
冬紅葉紅を出て真紅 日下野由季冬紅葉『馥郁と』
またひとつ星の見えくる湯ざめかな 日下野由季湯冷め『馥郁と』
寒禽の思ひ切るときかがやけり 日下野由季寒禽『馥郁と』
桜満開父がゐて母がゐて 日下野由季『馥郁と』
ふたたびとなきあをぞらを鳥渡る 日下野由季鳥渡る『馥郁と』
草も木も人も吹かれてゐて涼し 日下野由季涼し『馥郁と』
馥郁と春の鷗となりにけり 日下野由季春の鴎『馥郁と』
ひとつ足す窓辺の木椅子水温む 日下野由季水温む『馥郁と』
星涼しいのち宿るをまだ告げず 日下野由季星涼し『馥郁と』
身のうちに心音ふたつ冬木の芽 日下野由季冬木の芽『馥郁と』
紅梅を絵筆の先にふくらます 堀切克洋『尺蠖』
恋猫のたとへばかの子ほどの恋 堀切克洋恋猫『尺蠖』
死化粧のごとき紋白蝶来る 堀切克洋紋白蝶『尺蠖』
鳥雲に結婚離婚すべて紙 堀切克洋鳥雲に『尺蠖』

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