俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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胸に抱く子と春眠をわかちあふ | 堀切克洋 | 春眠 | 春 | 『尺蠖』 |
母の日の永遠といふパーマかな | 堀切克洋 | 母の日 | 夏 | 『尺蠖』 |
行先を食べはじめたる蝸牛 | 堀切克洋 | 蝸牛 | 春 | 『尺蠖』 |
シャンパンの函は棺に似て晩夏 | 堀切克洋 | 晩夏 | 夏 | 『尺蠖』 |
名月に近づいてゆく昇降機 | 堀切克洋 | 名月 | 秋 | 『尺蠖』 |
露の玉こはるるまでを歪みけり | 堀切克洋 | 露 | 秋 | 『尺蠖』 |
畳まれて沖とほくある屏風かな | 堀切克洋 | 屏風 | 冬 | 『尺蠖』 |
よく喋るひとなり毛糸編みながら | 堀切克洋 | 毛糸 | 冬 | 『尺蠖』 |
熱燗や師より聞くその師の話 | 堀切克洋 | 熱燗 | 冬 | 『尺蠖』 |
着ぶくれて七人がけに七人が | 堀切克洋 | 着膨れ | 冬 | 『尺蠖』 |
ラグビーの天地遍く使ひけり | 堀切克洋 | ラグビー | 冬 | 『尺蠖』 |
いびつほど佳き音を出すひよんの笛 | 佐藤三千子 | 瓢の笛 | 秋 | 第54回関西俳句大会 |
いま少しこの世にゐたく柚子の風呂 | 小塚青楓 | 柚子湯 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
うかうかと褒めて冬瓜貰ひけり | 河合瑞代 | 冬瓜 | 秋 | 第54回関西俳句大会 |
うすべにのひらけば真白姫椿 | 武友朋子 | 姫椿 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
オーブンの窓を覗きてクリスマス | 相場恵理子 | クリスマス | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
おだやかに日の退りゆく白障子 | 野坂潭 | 障子 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
おでん煮るひと日可もなく不可もなく | 浅川加代子 | おでん | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
おとがひの狐めきたる風邪心地 | 大東由美子 | 風邪 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
おみあしのごと撫で洗ふ遍路杖 | 渡辺美智代 | 遍路 | 春 | 第54回関西俳句大会 |
お山焼天狼星をけぶらする | 渡辺倫子 | 山焼 | 春 | 第54回関西俳句大会 |
お笑ひも浪花の薬神農祭 | 島本知子 | 神農祭 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
かあさんのかあさんもゐて春袋 | 森山久代 | 春袋 | 春 | 第54回関西俳句大会 |
かばの名だけ覚えて帰る遠足子 | 井村啓子 | 遠足 | 春 | 第54回関西俳句大会 |
きさらぎの風にくるくる鉋屑 | 村上光代 | 如月 | 春 | 第54回関西俳句大会 |
この先は神の域なり天狗茸 | 大島幸男 | 茸 | 秋 | 第54回関西俳句大会 |
この堤蕪村立ちしか春の風 | 春風 | 春 | 第54回関西俳句大会 | |
さざ波のさざ波のまま凍りをり | 藤本千鶴子 | 凍て | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
しぐるるや大和坐りのほとけ達 | 下村裕子 | 時雨 | 冬 | 第54回関西俳句大会 |
しづく残りて切絵めく桔梗かな | 杉口麗泉 | 桔梗 | 秋 | 第54回関西俳句大会 |