俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中16591-16620句を表示
俳句 作者季語季節出典
荒星の匂ふばかりや流氷期 原瞳子荒星第29回東北俳句大会
モルダウのタクト空裂く薫風裡 川口巖溪薫風第29回東北俳句大会
語り部のシャツの水色原爆忌 丹まさよ原爆忌第29回東北俳句大会
寒造り銘は名立たる山や河 菊地みさ子寒造第29回東北俳句大会
金太郎ほどの筍出でにけり 工藤義人第29回東北俳句大会
大夕焼月山焦がしてしまひけり 庄司和子夕焼第29回東北俳句大会
港の灯いつしか消えて明易し 鈴木幸子明易第29回東北俳句大会
着ぶくれて席譲らるる一人旅 行方絹代着ぶくれ第29回東北俳句大会
海峡の潮目くつきり鳥雲に 小野いるま鳥雲に入る第29回東北俳句大会
シテの出に火の粉連れ舞ふ薪能 伊藤ふみ薪能第29回東北俳句大会
豆多き今年二度目の豆御飯 伊藤恵美子豆飯第29回東北俳句大会
点滴の向うの空を夏燕 村越知枝夏燕第29回東北俳句大会
月山の雲に跨り夏スキー 横道啓一夏スキー第29回東北俳句大会
川風もけふも過客や芋煮会 猪俣洋子芋煮会第29回東北俳句大会当日
老いていく脛をさするや涼新た 佐々木三太郎涼新た第29回東北俳句大会当日
赤とんぼ翅に月山透きとほる 小野寺みち子赤蜻蛉第29回東北俳句大会当日
朝顔や嬰の大きな足のうら 鈴木あい朝顔第29回東北俳句大会当日
稲穂垂るけふ月山の雲厚し 橋本研二稲穂第29回東北俳句大会当日
夫の墓残すふるさと萩盛る 庄司玲子第29回東北俳句大会当日
鉋屑足に絡みて夜業果つ こせき貴美子夜業第29回東北俳句大会当日
蔵王嶺は雲放さざり威銃 佐久間晃祥威銃第29回東北俳句大会当日
被災七年酷暑居据る桃畑 葉貫琢良酷暑第29回東北俳句大会当日
除雪車の一燈統ぶる朝まだき 伊藤厚子除雪車第30回東北俳句大会
切り出しの木の香を残し馬橇行く 幸野峰第30回東北俳句大会
みづうみの五月雨あをし昼の酒 橋本研二五月雨第30回東北俳句大会
なまはげの野太き声は夫のこゑ 古市文子なまはげ新年第30回東北俳句大会
ひとまはり大きく春の山と子と 遠藤克子春の山第30回東北俳句大会
耕してたがやして嬰を抱いて寝る 小野寿子耕し第30回東北俳句大会
足裏より家郷の鼓動青き踏む 和田仁踏青第30回東北俳句大会
橅林の風にさはだつ五月来ぬ 三澤カツコ五月第30回東北俳句大会

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