俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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荒星の匂ふばかりや流氷期 | 原瞳子 | 荒星 | 冬 | 第29回東北俳句大会 |
モルダウのタクト空裂く薫風裡 | 川口巖溪 | 薫風 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
語り部のシャツの水色原爆忌 | 丹まさよ | 原爆忌 | 秋 | 第29回東北俳句大会 |
寒造り銘は名立たる山や河 | 菊地みさ子 | 寒造 | 冬 | 第29回東北俳句大会 |
金太郎ほどの筍出でにけり | 工藤義人 | 筍 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
大夕焼月山焦がしてしまひけり | 庄司和子 | 夕焼 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
港の灯いつしか消えて明易し | 鈴木幸子 | 明易 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
着ぶくれて席譲らるる一人旅 | 行方絹代 | 着ぶくれ | 冬 | 第29回東北俳句大会 |
海峡の潮目くつきり鳥雲に | 小野いるま | 鳥雲に入る | 春 | 第29回東北俳句大会 |
シテの出に火の粉連れ舞ふ薪能 | 伊藤ふみ | 薪能 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
豆多き今年二度目の豆御飯 | 伊藤恵美子 | 豆飯 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
点滴の向うの空を夏燕 | 村越知枝 | 夏燕 | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
月山の雲に跨り夏スキー | 横道啓一 | 夏スキー | 夏 | 第29回東北俳句大会 |
川風もけふも過客や芋煮会 | 猪俣洋子 | 芋煮会 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
老いていく脛をさするや涼新た | 佐々木三太郎 | 涼新た | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
赤とんぼ翅に月山透きとほる | 小野寺みち子 | 赤蜻蛉 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
朝顔や嬰の大きな足のうら | 鈴木あい | 朝顔 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
稲穂垂るけふ月山の雲厚し | 橋本研二 | 稲穂 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
夫の墓残すふるさと萩盛る | 庄司玲子 | 萩 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
鉋屑足に絡みて夜業果つ | こせき貴美子 | 夜業 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
蔵王嶺は雲放さざり威銃 | 佐久間晃祥 | 威銃 | 秋 | 第29回東北俳句大会当日 |
被災七年酷暑居据る桃畑 | 葉貫琢良 | 酷暑 | 夏 | 第29回東北俳句大会当日 |
除雪車の一燈統ぶる朝まだき | 伊藤厚子 | 除雪車 | 冬 | 第30回東北俳句大会 |
切り出しの木の香を残し馬橇行く | 幸野峰 | 橇 | 冬 | 第30回東北俳句大会 |
みづうみの五月雨あをし昼の酒 | 橋本研二 | 五月雨 | 夏 | 第30回東北俳句大会 |
なまはげの野太き声は夫のこゑ | 古市文子 | なまはげ | 新年 | 第30回東北俳句大会 |
ひとまはり大きく春の山と子と | 遠藤克子 | 春の山 | 春 | 第30回東北俳句大会 |
耕してたがやして嬰を抱いて寝る | 小野寿子 | 耕し | 春 | 第30回東北俳句大会 |
足裏より家郷の鼓動青き踏む | 和田仁 | 踏青 | 春 | 第30回東北俳句大会 |
橅林の風にさはだつ五月来ぬ | 三澤カツコ | 五月 | 夏 | 第30回東北俳句大会 |