俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中18301-18330句を表示
俳句 作者季語季節出典
止め刺しの刃に蒼穹や鹿の眼にも 玉木たまね鹿第5回新鋭俳句賞準賞
無口なる猟夫や犬語堪能も 玉木たまね猟夫第5回新鋭俳句賞準賞
熊を撃つ綺麗に死ねるやうに撃つ 玉木たまね第5回新鋭俳句賞準賞
影だけを生埋にして夕枯野 玉木たまね枯野第5回新鋭俳句賞準賞
仔熊飼ふ母熊撃ちしその夜より 玉木たまね第5回新鋭俳句賞準賞
死化粧めきて孤村の桜隠しかな 玉木たまね桜隠し第5回新鋭俳句賞準賞
一つづつ椅子を残して卒業す 金澤諒和卒業第5回新鋭俳句賞準賞
薫風や額集めて描く地図 金澤諒和薫風第5回新鋭俳句賞準賞
青梅雨の校舎大樹の香を放つ 金澤諒和青梅雨第5回新鋭俳句賞準賞
帰省子の靴を真中の三和土かな 金澤諒和帰省子第5回新鋭俳句賞準賞
偕老の九十余齢福寿草 山崎ひさを福寿草新年令和4年新春詠
十薬に夜の雨脚の整ひぬ 金澤諒和十薬第5回新鋭俳句賞準賞
去年今年胎児は海を抱きたる 金澤諒和去年今年新年第5回新鋭俳句賞準賞
マスクして抱き合ふ子らよ春隣 金澤諒和春隣第5回新鋭俳句賞準賞
鏡餅開くや夜の水平線 津川絵理子鏡餅新年『夜の水平線』
春近しらららとうごく鳥の舌 津川絵理子春近し『夜の水平線』
立春や腕より長きパンを買ふ 津川絵理子立春『夜の水平線』
馬の瞳に映る全身木の芽風 津川絵理子木の芽風『夜の水平線』
日めくりに透ける次の日花石榴 津川絵理子花柘榴『夜の水平線』
クレマチス月の表面よく乾き 津川絵理子クレマチス『夜の水平線』
六月や沼に花散るいぼたの木 津川絵理子六月『夜の水平線』
タクシーが掌へ来る日の盛 津川絵理子日盛『夜の水平線』
夕虹や紙の棺に木の墓標 津川絵理子『夜の水平線』
坊つちやんに清ついてゐる夜の秋 津川絵理子夜の秋『夜の水平線』
墨痕に漆黒の核夏終る 津川絵理子夏終る『夜の水平線』
秋霖や己を掴むロダンの手 津川絵理子秋霖『夜の水平線』
星飛んで巨きな墓に王ひとり 津川絵理子星飛ぶ『夜の水平線』
木犀や自転車のまだ傷持たず 津川絵理子木犀『夜の水平線』
冬薔薇満場一致とはしづか 津川絵理子冬薔薇『夜の水平線』
遠足が来てキリンの子歩きだす 永野潤子遠足創立60周年九州俳句大会

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