俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中19951-19980句を表示
俳句 作者季語季節出典
草刈つて刈つて父祖の地守りけり 圷文雄草刈る第30回俳句大賞入選
捨てきれぬ重さありけり古暦 荻野加壽子古暦第30回俳句大賞入選
噴水のときをり猛る爆心地 若見洋子噴水第30回俳句大賞入選
うちの子のおほきな頭運動会 西宮舞運動会第30回俳句大賞入選
傾けて七夕竹の定まりぬ 山下由理子七夕第30回俳句大賞入選
音たてて乳飲む子山羊緑さす 酒井多加子緑さす第30回俳句大賞入選
地を叩く太き雨音沖縄忌 梅園久夫沖縄忌第30回俳句大賞入選
海酸漿鳴らし潮騒ひきよする 山本欣子海酸漿第30回俳句大賞入選
噛み切れぬ貝を呑み込む帰省かな 黒澤麻生子帰省第30回俳句大賞入選
大土佐の海へ駆け込む神輿かな 藤原佳代子神輿第30回俳句大賞入選
逃水や国境越ゆる人の群れ 武田稜子逃水第30回俳句大賞特選
籐椅子の父の凹みに抱かるる 栗原郁子籐椅子第30回俳句大賞特選
我に見え蟻には見えず蟻地獄 亀井雉子男蟻地獄第30回俳句大賞特選
遠筑波卯波蹴立ててサッパ舟 野口初江卯波第30回俳句大賞入選
紫木蓮神の緞帳降りてくる 小野紗耶子木蓮第30回俳句大賞入選
初夏の島ぽつかりと鯨めく 篠崎伶子初夏第30回俳句大賞入選
蛇を見てからは何でも蛇に見え 桐生紫第30回俳句大賞入選
木道の軋み歩荷をやり過ごす すずき巴里歩荷第30回俳句大賞入選
始発待つザックの二人明易し 平岡宮子明易第30回俳句大賞入選
大夕立やみて新宿動き出す 出浦洋子夕立第30回俳句大賞入選
水打つて風入れかはる先斗町 佐藤保子水打つ第30回俳句大賞入選
故郷の重き俎板西瓜切る 安藤圭子西瓜第30回俳句大賞入選
墓仕舞ふことを切り出すむかご飯 天野れい子むかご飯第30回俳句大賞入選
胸のうち拡ぐるごとく梅を干す 和田順子梅干す第30回俳句大賞入選
粽解く瑞穂の国の風うまし 川目紫第30回俳句大賞入選
表札は亡き人のまま百日紅 松井春雄百日紅第30回俳句大賞入選
鶴を折り続ける余命原爆忌 冨士原志奈原爆忌第30回俳句大賞入選
鮒鮓の馴れて崩るる近江米 宇佐見俊二鮒鮓第30回俳句大賞入選
途中から数へはじむる揚花火 笠原小百合花火第30回俳句大賞入選
金縷梅や村の地図立つ無人駅 井村晏通金縷梅第30回俳句大賞入選

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