俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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春しぐれ出荷の鯉を手掴みに | 内藤総子 | 春時雨 | 春 | 第23回東北俳句大会 |
天狼の木魂が遊ぷ屏風岩 | 奥山幸朗 | 冬の星 | 冬 | 第23回東北俳句大会 |
片富士の裾みな植田活着期 | 杉田春雄 | 植田 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
帰省子の荷物の底に防護服 | 小野寺濱女 | 帰省 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
磴二千降りるに力雲の峰 | 牧静 | 雲の峰 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
朴咲いて百名山に漏れし山 | 伊藤ふみ | 朴の花 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
万緑や旧寺町は緑町 | 佐藤拓郎 | 万緑 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
大河にも逸る水あり青嵐 | 木村登龍 | 青嵐 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
出羽と伊達分けて蔵王嶺深みどり | 小泉三雄 | 万緑 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
限界集落胡瓜が太り過ぎてゐる | 佐藤興中 | 胡瓜 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
旧道の相似し家並花擬宝珠 | 野村貞子 | 擬宝珠 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
三陸や海霧に島なす瓦礫山 | 馬場吉彦 | 夏霧 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
母在らば今年百歳花りんご | 今田とみを | 林檎の花 | 春 | 第23回東北俳句大会 |
黄菖蒲や水ほとばしる用水路 | 野村貞子 | 花菖蒲 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
緑蔭やかれて久しき神の池 | 佐藤尚 | 緑陰 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
梅雨晴や医院の壁の養生訓 | 黒田洋子 | 梅雨 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
季のものに変へる短冊夏座敷 | 鈴木禧實 | 夏座敷 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
子が踏めば子の音のして落葉路 | 木村逸朗 | 落葉 | 冬 | 第23回東北俳句大会 |
もう妻と呼ばるる日なき余花の雨 | 丹まさよ | 余花 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
まだ残る結つこ峡の遅田植 | 菊池伉 | 田植 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
湧き水に沈む飯粒峡の首夏 | 橋間涼 | 初夏 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
父の日や部屋に残れる帽子掛 | 新庄八重 | 父の日 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
巻もどし出来ぬ月日や髪洗ふ | 五十嵐りん | 髪洗う | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
風の道少はずして三尺寝 | 木村正子 | 昼寝 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
汽笛太く烏賊釣り船団出航す | 舟越とみ子 | 烏賊 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
蛇行する川這ひ上る山背かな | 鈴木佳光 | やませ | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
送り先一つとなりぬさくらんぼ | 川崎典子 | さくらんぼ | 夏 | 第23回東北俳句大会 |
うららかや食ひ初めの児の百面相 | 石川レイ子 | 麗らか | 春 | 第23回東北俳句大会 |
農継がぬ子と語り合う雪降る夜 | 小関東風 | 雪 | 冬 | 第23回東北俳句大会 |
瓦礫山幾つ越えれば夏の海 | 及川道夫 | 夏の海 | 夏 | 第23回東北俳句大会 |