俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中6541-6570句を表示
俳句 作者季語季節出典
鍬始めとて山畑に煙立て 中間恵子鍬始新年第11回九州俳句大会
頭上ゆく一途のまなこ田鶴引けり 瀬戸清子鶴引く第11回九州俳句大会
玄海の匂ふ寒鱒捌きけり 縣恒則寒鱒第11回九州俳句大会
火の国の寒の椿で押し通す 阿部正調寒椿第11回九州俳句大会
真珠筏浮かぶ一湾鶴引けり 永福倫子鶴引く第11回九州俳句大会
殉教の血を引く島の薮椿 田村三渓椿第11回九州俳句大会
夜神楽の一夜氏子となりて酔ふ 緒方眞帆子夜神楽第11回九州俳句大会
大阿蘇の晴れて野焼きのボランティア 安部すが子野焼第11回九州俳句大会
皇后の水仙永久に震災地 道園律子水仙第11回九州俳句大会
長崎に一夜泊りの雪女郎 田中量子雪女郎第11回九州俳句大会
たかんなや隠れ信徒の処刑跡 小谷一夫たかんな第11回九州俳句大会
冬あけぼのかなしき源氏物語 山本さち子冬曙第11回九州俳句大会
春の星眺め母国へ舵向けり 東久仁代春の星第11回九州俳句大会
楠若葉戦争知らぬものばかり 下川冨士子若葉第11回九州俳句大会
翁より一茶に親し初雀 阿久根紘二初雀新年第11回九州俳句大会
きのふけふ同じところに穴惑 島田一枝穴惑第11回九州俳句大会
わが胸に夜叉一つ棲む落葉焚 水上馨落葉焚第11回九州俳句大会
寒に入る石をたたけば石の音 矢野信幸寒に入る第11回九州俳句大会
水音の中より芹を摘みにけり 渡辺節子第11回九州俳句大会
捨案山子力の残る目と合ひぬ 中島幸子捨案山子第11回九州俳句大会
もの言はぬことも言葉や細雪 田淵葉陽細雪第11回九州俳句大会
十能で熾くばる宿十二月 松本公節十二月第11回九州俳句大会
蛇穴を出て連休でありにけり 阿部正調蛇穴を出づ第11回九州俳句大会
畦塗りて夜は文楽の手となれり 杉村凡栽畦塗り第11回九州俳句大会
一杓の流儀みて汲む寒の水 富尾和恵寒の水第11回九州俳句大会
風神に少しの狂気二月来る 浦みつる二月来る第11回九州俳句大会
大寒や絶え間なく噴く活火山 加治屋エミ子大寒第11回九州俳句大会
初田打海は潮目をそだてつつ 上柿照代初田打新年第11回九州俳句大会
冬の月静かに照らす城下町 横山茂子冬の月第11回九州俳句大会
汗のシャツかなぐり捨てて一日暮る 田村三渓第11回九州俳句大会

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