俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中7291-7320句を表示
俳句 作者季語季節出典
橋畔に露けき淀屋繁盛図 吉村征子露けし第48回関西俳句大会
胸中に燃ゆるものありお山焼 瀬野浩山焼第48回関西俳句大会
胸鰭の突き出てゐたる藁盒子 上村佳与藁盒子新年第48回関西俳句大会
蕎麦を碾く昔話は貧しかり 川口翠陽蕎麦刈第48回関西俳句大会
極寒の空に張り付き朝の月 水野晴嵐極寒第48回関西俳句大会
桐の実や山はそろそろ風の頃 大島幸男桐の実第48回関西俳句大会
句にあそび別の花野へ行かれしか 黒田房栄花野第48回関西俳句大会
熊手もて掻ける筵や蝦蛄を干す 森田幸夫蝦蛄第48回関西俳句大会
君子蘭咲かせ守衛の退職す 浅田をさむ第48回関西俳句大会
傾ける赤人の墓笹子鳴く 山内繭彦笹子鳴く第48回関西俳句大会
結局は居眠つてゐる春炬燵 金津やよい春炬燵第48回関西俳句大会
月光の象の睫の長さかな 小川ひさこ月光第48回関西俳句大会
月山の輝く日なり鍬始 本村幸子鍬始新年第48回関西俳句大会
健啖の媼揃ひて薬喰 春名勲薬喰第48回関西俳句大会
軒氷柱越しに出羽富士輝けり 水野李村氷柱第48回関西俳句大会
元朝やきのふの雀来てをりぬ 奥野千鶴元朝新年第48回関西俳句大会
源流の山の見えゐる雪解川 大石久美雪解第48回関西俳句大会
源流を蔵して森の春闌くる 飯野定子春闌く第48回関西俳句大会
言ふなれば本の虫なり冬籠り 久保田珠生冬籠第48回関西俳句大会
枯蘆に絡むルアーも吹かれけり 村片秀哉枯蘆第48回関西俳句大会
湖国より暖房つよき電車の来 三和幸一暖房第48回関西俳句大会
御慶先づかはし荒れたる舌を診る 田中利則御慶新年第48回関西俳句大会
御水取まではと母のひとり言 藤堂くにを御水取第48回関西俳句大会
交番に祭襷の落しもの 吉田藤治第48回関西俳句大会
杭深く打つて猪垣づくりかな 吉田ひろし猪垣第48回関西俳句大会
紅襷かけて祝詞や若布刈禰宜 尾三枝子若布刈第48回関西俳句大会
行く夏の波に打たする小脛かな 福長まり行く夏第48回関西俳句大会
行く秋の客あれば発つ渡し舟 碇天牛行く秋第48回関西俳句大会
行く先に海広がれる花野かな 奥谷郁代花野第48回関西俳句大会
降る雪に風の力の加はりぬ 加瀬光雄第48回関西俳句大会

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