俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中14581-14610句を表示
俳句 作者季語季節出典
白鳥の一羽おくれてわが頭上 小松原文子白鳥第49回関西俳句大会
箱庭に杜甫と李白を立たせけり 長谷川紀美子箱庭第49回関西俳句大会
畑打のときをり土を嗅ぎにけり 浅田をさむ畑打第50回関西俳句大会
裸木や来る鳥をみな止まらせて 牛田修嗣裸木第57回全国俳句大会
裸木やこれほどまでに武骨とは 谷川治裸木第49回関西俳句大会
蛇口より水貪りて裸の子 福井貞子裸子第57回全国俳句大会
畑打てば土も力を込めにけり 柴田和蕾畑打ち第57回全国俳句大会
初伊勢や生涯伊勢の国を出ず 近藤昶子初伊勢新年第57回全国俳句大会
潮風に鳶の吹かるる初景色 相沢恵美子初景色新年第50回関西俳句大会
初蝶のまだ現し世の色ならず 平万紀子初蝶第57回全国俳句大会
初蝶のもつれて翅のふれ合はず 宮本啓子初蝶第51回関西俳句大会
マンションの窓煌々と初昔 坂本たか子初昔新年第57回全国俳句大会
結局は妻と二人の初詣 柳生清秀初詣新年第50回関西俳句大会
対岸に自転車の待つ初渡し 下村裕子初渡新年第51回関西俳句大会
花芒湖一片の雲置かず 平野八重子花芒第51回関西俳句大会
花種蒔く仏の好きなものばかり 志村美好花種第49回関西俳句大会
大花野苦楽のあまた風となる 有澤多津子花野第57回全国俳句大会当日
船の名で呼び合ふ海人の花見酒 富田範保花見酒第57回全国俳句大会
早蕨の一本づつの音を摘む 古賀勇理央早蕨第50回関西俳句大会
薔薇の庭エプロンドレスひるがへし 井上あや子薔薇第49回関西俳句大会
産着縫ひ襁褓を縫ひし針祭る 古川和子針供養第57回全国俳句大会
手の平といふ春愁の湧くところ 鈴木恭子春愁第57回全国俳句大会
亡き夫の狂はぬ時計春惜しむ 羽賀晴子春惜む第57回全国俳句大会
生き延びし牛に子牛や春兆す 平田クニ子春兆す第57回全国俳句大会
春隣靴の悦ぶ方へ行く 密門令子春隣第51回関西俳句大会
升さんのバットとボール春隣 岡本幸治春隣第51回関西俳句大会
春眠の中に鳴りたる電子音 今井勝子春眠第49回関西俳句大会
野に牛を置いて人去る春野かな 前田比呂志春野第49回関西俳句大会
頼り来し夫の手を引く春野かな 中家桂子春野第51回関西俳句大会
柔らかく白線を乗せ春の土 今野晶子春の土第57回全国俳句大会

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