俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中18571-18600句を表示
俳句 作者季語季節出典
鯊の竿混んでどこにもゐない夫 沼舘斐佐子第60回全国俳句大会
新緑の山は間合をつめて来る 角田夏子新緑第60回全国俳句大会
三月十日上野を山といふ母と 平井葵三月十日第60回全国俳句大会
亀鳴くを待つたつぷりの家居かな 加藤草雲亀鳴く第60回全国俳句大会
厚き辞書開く卯の花腐しかな 山崎和子卯の花腐し第60回全国俳句大会
三度目の土筆は卵とぢにせよ 大井篤子土筆第60回全国俳句大会
母の字の父の手紙や春灯 小山蓮子春灯第60回全国俳句大会
海鳴りは花菜明かりの向かうより 平野哲斎花菜第60回全国俳句大会
蒲公英や叱る目許の笑ひをり 稲田節子蒲公英第60回全国俳句大会
流れゆく椿を追うて椿落つ 岩水節子椿第60回全国俳句大会
綿虫や札所へ続く石畳 髙橋信子綿虫第60回全国俳句大会
一人づつ富士塚上り春惜しむ 渡辺花穂春惜しむ第60回全国俳句大会
廃線の終着駅の桜かな 多田三子第60回全国俳句大会
逝く夏やエンドロールに波の音 中里とも子逝く夏第60回全国俳句大会
着物解くにぎりばさみの冷ゆる夜ぞ 長谷川せ津冷ゆ第60回全国俳句大会
葺替への衆へ投げ上ぐ缶コーヒー 成重佐伊子萱替え第60回全国俳句大会
子の恋のその後を知らず冬林檎 矢野みはる冬林檎第60回全国俳句大会
帰らざる人の椅子置く海市かな 藤田美和子海市第60回全国俳句大会
百日を織る百日の雪明り 小黒音榮第60回全国俳句大会
白日の蟻が土吐く爆心地 大島幸男第60回全国俳句大会
宗祇水温むや下駄屋多き町 早崎美弥子水温む第60回全国俳句大会
巣箱掛く子に先生の肩車 小黒音榮巣箱第60回全国俳句大会
教会に樏揃ふ一家族 矢沢寿美第60回全国俳句大会
白玉や店の奥なる五十鈴川 小谷武生白玉第60回全国俳句大会
水仙へ波音高き岬かな 坂本たか子水仙第60回全国俳句大会
ハンカチの木の花いつもどこか揺る 山岸美代子ハンカチの木の花第60回全国俳句大会
木の芽晴働く靴を磨きけり 万代紀子木の芽第60回全国俳句大会
津波来し海を眩しみ牡蠣をむく 富田範保牡蠣第60回全国俳句大会
よどみなき手話もて謝辞や卒業す 鹿目京子卒業第60回全国俳句大会
稲滓火や顔暮れて声暮れ残り 讓尾三枝子第60回全国俳句大会

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