俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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晩学を励まし合へり冬木の芽 | 川村淑子 | 冬木の芽 | 冬 | 第50回全国俳句大会 |
余寒なほ厳しき里に嫁ぎ来し | 土居三保 | 余寒 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
春寒し捨てねばならぬ牛乳搾る | 山本和江 | 春寒 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
山路来て木地師の村の土筆摘む | 篠塚千代子 | 土筆 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
別れとも知らぬ仔猫の銀の鈴 | 久松明忠 | 子猫 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
朝市の光あつめて初鰹 | 浅野照子 | 初鰹 | 夏 | 第50回全国俳句大会 |
早起きの筍村の法然忌 | 広岡育子 | 法然忌 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
染め卵庭木に下げて村しづか | 鈴木波江 | イースター | 秋 | 第50回全国俳句大会 |
激震の蝋燭二本春寒し | 菊池郁子 | 春寒し | 春 | 第50回全国俳句大会 |
地震つづく種井に集ふ結ひ仲間 | 小畑柚流 | 種井 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
登窯火の青あをと五月かな | 根本登志子 | 五月 | 夏 | 第50回全国俳句大会 |
猫の鈴遍路の鈴を追ひ抜けり | 茂木つや子 | 遍路 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
羽抜鶏影より速く走りけり | 石山幸月 | 羽抜鶏 | 夏 | 第50回全国俳句大会 |
魞挿しの頒巾の吹かるる湖北かな | 林たかし | 魞挿す | 春 | 第50回全国俳句大会 |
太郎杉次郎杉へと初日さす | 押尾きよ美 | 初日 | 新年 | 第50回全国俳句大会 |
東塔にさへづり西の塔に雲 | 川原京子 | 囀 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
清明のま青き畳運ばるる | 赤石梨花 | 清明 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
虫売の人のかたちの闇うごく | 古賀勇理央 | 虫売り | 秋 | 第50回全国俳句大会 |
アネモネや島に小さき司祭館 | 安井千佳子 | アネモネ | 春 | 第50回全国俳句大会 |
御饌鮑採る日なりけり白磯着 | 田島もり | 鮑 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
涅槃図の墨絵の月の匂ひけり | 豊田義久 | 涅槃図 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
海光の届く高さに巣箱掛く | 大和愉美子 | 巣箱 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
箍青き桶の若布の潮垂るる | 田中利則 | 若布 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
暮れぎはの雲ほのぼのと蜆汁 | 平田倫子 | 蜆汁 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
河豚糶られ短き声をあげにけり | 縣恒則 | 河豚 | 冬 | 第50回全国俳句大会 |
引鶴の青引き締まる虚空かな | 西別府千代子 | 引鶴 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
ふらここを漕いで答へぬつもりらし | 東徹 | ふらここ | 春 | 第50回全国俳句大会 |
自転車で蜂の子取りが蜂を追ふ | 小野寺晋 | 蜂 | 春 | 第50回全国俳句大会 |
晴れりや山仕事時雨れりや藁仕事 | 最東峰 | 時雨 | 冬 | 第50回全国俳句大会 |
風邪の子に天使の役は空けてあり | 小俣たか子 | 風邪 | 冬 | 第50回全国俳句大会 |