俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中9241-9270句を表示
俳句 作者季語季節出典
泰山木天へ祈りの花開く 梅田ひろし泰山木第53回全国俳句大会
校門の開け放たれて朝桜 金井裕子朝桜第53回全国俳句大会
卯の花腐し家具は白布に覆はるる 松川苗卯の花第53回全国俳句大会
ひとりの音たててひとりの春の宵 藤田博子春の宵第53回全国俳句大会
あはあはと昼の月ある磯開 伊藤康江磯開第53回全国俳句大会
少年の膝のかさぶた梅雨に入る 倉谷安子梅雨に入る第53回全国俳句大会
吸ひ込まれさうな青空若布干す 堀米澄子若布干す第53回全国俳句大会
朧夜の眠りたき子に母の胸 杉本恵子朧夜第53回全国俳句大会
人待たすことの楽しき桜かな 平石和美第53回全国俳句大会
罌粟咲きぬワーズワースの散歩道 深水香津子罌粟第53回全国俳句大会
負鶏にしづかな日暮きたりけり 樋口みのぶ負鶏第53回全国俳句大会
犬の子の貰はれてゆく花の昼 原田幸子花の昼第53回全国俳句大会
玲瓏と揺るる大島桜かな 平田雄公子第53回全国俳句大会
新藁を編みて氏神祀りけり 小笠原ゆずる新藁第53回全国俳句大会
真間の空色まだ浅し風生忌 柚口満風生忌第53回全国俳句大会
立山は天に座るや種おろし 原瞳子種おろし第53回全国俳句大会
花筏鯉に呑まれてしまひけり 河田公枝花筏第53回全国俳句大会
地吹雪のごとき吉野の桜かな 堀井より子第53回全国俳句大会
灯台に高窓一つ燕来る 飯田みよ子燕来る第53回全国俳句大会
奈良墨の香の立ち上がる初写経 加藤宏子初写経新年第53回全国俳句大会
挿し終へし魞より仰ぐ比良の嶺 水口となみ魞挿す第53回全国俳句大会
花仰ぐたび今生と思ひけり 川上なみ子第53回全国俳句大会
手に触れてみたし吉野の春の月 式地須磨春の月第53回全国俳句大会
信州に浅間山あり蕎麦の花 吉田碧舟蕎麦の花第53回全国俳句大会
倒木の立ち上がらむと芽吹くかな 秋川苗芽吹第53回全国俳句大会
みづからの影に蹤きゆく秋遍路 亀井雉子男秋遍路第53回全国俳句大会
夕虹の滴りながら消えにけり 小林章第53回全国俳句大会
春愁や微笑むやうに老いの来る 石井俊子春愁第53回全国俳句大会
山越せば変る川の名花辛夷 亀田英子辛夷第53回全国俳句大会
花咲かすやうに泉に五指ひらく 鏡渕和代第53回全国俳句大会

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