俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
※季語検索で見つからない場合には、キーワード検索でお試しください
※季語検索で見つからない場合には、キーワード検索でお試しください
- 検索結果
- 20836句中1051-1080句を表示
俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
---|---|---|---|---|
忘れてもいいことばかり春の禽 | 加藤かな文 | 春の鳥 | 春 | 『家』 |
夏祭つまらぬものを買ひにけり | 加藤かな文 | 祭 | 夏 | 『家』 |
巻きついて昼顔の咲く別の草 | 加藤かな文 | 昼顔 | 夏 | 『家』 |
タ暮のさういふ色の石榴なり | 加藤かな文 | 柘榴 | 秋 | 『家』 |
とまりたきもの見つからぬ赤とんぼ | 加藤かな文 | 蜻蛉 | 秋 | 『家』 |
木枯や吾より出づる父の声 | 加藤かな文 | 凩 | 冬 | 『家』 |
朝日から鳥の出てくる寒さかな | 加藤かな文 | 寒さ | 冬 | 『家』 |
いつしんに降る雪のなか遊ぶ雪 | 加藤かな文 | 雪 | 冬 | 『家』 |
雪のあとひたすら乾く桜の木 | 加藤かな文 | 雪 | 冬 | 『家』 |
大寒や兎は莱屑こぼしつづけ | 加藤かな文 | 大寒 | 冬 | 『家』 |
木瓜咲くや怠け教師として終る | 栗田やすし | 木瓜の花 | 春 | 『海光』 |
春の夢はつしと面を打たれたる | 栗田やすし | 春の夢 | 春 | 『海光』 |
研ぎ上げし闘牛の角朝焼くる | 栗田やすし | 闘牛 | 春 | 『海光』 |
秋風や石あればみな風化仏 | 栗田やすし | 秋風 | 秋 | 『海光』 |
極楽てふ茂吉のバケツそぞろ寒 | 栗田やすし | そぞろ寒 | 秋 | 『海光』 |
草萌ゆる予科練生の夢見し地 | 栗田やすし | 下萌 | 春 | 『海光』 |
海光やこぽれて白き花月桃 | 栗田やすし | 月桃の花 | 春 | 『海光』 |
赤土に幾万の霊甘蔗青む | 栗田やすし | 甘蔗青む | 夏 | 『海光』 |
橡の実に屈めば妻も来てかがむ | 栗田やすし | 橡の実 | 秋 | 『海光』 |
滝凍てて全山音を矢へり | 栗田やすし | 冬滝 | 冬 | 『海光』 |
黒々と碧の遺墨や梅雨の寺 | 栗田やすし | 梅雨 | 夏 | 『海光』 |
もの焚けば綾子師のこと寒牡丹 | 栗田やすし | 寒牡丹 | 冬 | 『海光』 |
父の記憶なくて父恋ふ実朝忌 | 栗田やすし | 実朝忌 | 春 | 『海光』 |
蜥蜴這ふ砲火に焦げし洞窟のロ | 栗田やすし | 蜥蜴 | 夏 | 『海光』 |
靖国の靖はわが名敗戦忌 | 栗田やすし | 終戦記念日 | 秋 | 『海光』 |
笹子嗚く己れ養ふ声にして | 榎本好宏 | 笹鳴 | 冬 | 『祭詩』 |
天山へ春の鷹とし巣立ちけり | 榎本好宏 | 巣立 | 春 | 『祭詩』 |
どの蔵も川に開かれ雛の日 | 榎本好宏 | 雛 | 春 | 『祭詩』 |
花筏明りといへる淀みあり | 榎本好宏 | 花 | 春 | 『祭詩』 |
独活食うて世に百尋も後れけり | 榎本好宏 | 独活 | 春 | 『祭詩』 |