俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中1051-1080句を表示
俳句 作者季語季節出典
忘れてもいいことばかり春の禽 加藤かな文春の鳥『家』
夏祭つまらぬものを買ひにけり 加藤かな文『家』
巻きついて昼顔の咲く別の草 加藤かな文昼顔『家』
タ暮のさういふ色の石榴なり 加藤かな文柘榴『家』
とまりたきもの見つからぬ赤とんぼ 加藤かな文蜻蛉『家』
木枯や吾より出づる父の声 加藤かな文『家』
朝日から鳥の出てくる寒さかな 加藤かな文寒さ『家』
いつしんに降る雪のなか遊ぶ雪 加藤かな文『家』
雪のあとひたすら乾く桜の木 加藤かな文『家』
大寒や兎は莱屑こぼしつづけ 加藤かな文大寒『家』
木瓜咲くや怠け教師として終る 栗田やすし木瓜の花『海光』
春の夢はつしと面を打たれたる 栗田やすし春の夢『海光』
研ぎ上げし闘牛の角朝焼くる 栗田やすし闘牛『海光』
秋風や石あればみな風化仏 栗田やすし秋風『海光』
極楽てふ茂吉のバケツそぞろ寒 栗田やすしそぞろ寒『海光』
草萌ゆる予科練生の夢見し地 栗田やすし下萌『海光』
海光やこぽれて白き花月桃 栗田やすし月桃の花『海光』
赤土に幾万の霊甘蔗青む 栗田やすし甘蔗青む『海光』
橡の実に屈めば妻も来てかがむ 栗田やすし橡の実『海光』
滝凍てて全山音を矢へり 栗田やすし冬滝『海光』
黒々と碧の遺墨や梅雨の寺 栗田やすし梅雨『海光』
もの焚けば綾子師のこと寒牡丹 栗田やすし寒牡丹『海光』
父の記憶なくて父恋ふ実朝忌 栗田やすし実朝忌『海光』
蜥蜴這ふ砲火に焦げし洞窟のロ 栗田やすし蜥蜴『海光』
靖国の靖はわが名敗戦忌 栗田やすし終戦記念日『海光』
笹子嗚く己れ養ふ声にして 榎本好宏笹鳴『祭詩』
天山へ春の鷹とし巣立ちけり 榎本好宏巣立『祭詩』
どの蔵も川に開かれ雛の日 榎本好宏『祭詩』
花筏明りといへる淀みあり 榎本好宏『祭詩』
独活食うて世に百尋も後れけり 榎本好宏独活『祭詩』

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