俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中13201-13230句を表示
俳句 作者季語季節出典
煽られて野火一瞬の仁王立ち 横田幸子野火第56回全国俳句大会
大阿蘇の日輪揺らし野火走る 富田範保野火第56回全国俳句大会
野を焼きて風に力の湧きにけり 卜部純栄野焼き第56回全国俳句大会
インパールの褪せし日誌や敗戦忌 大高霧海敗戦忌第56回全国俳句大会当日
蠅叩まだしつかりと母のもの 太田正之蠅叩き第56回全国俳句大会
墓洗ふ我がたましひの映るほど 岩水節子墓洗ふ第56回全国俳句大会
萩刈りて夕べの髪の匂ひけり 坂本たか子萩刈る第56回全国俳句大会
麦秋の校舎にもるる鼓笛音 小笠原ゆずる麦秋第56回全国俳句大会
麦秋や母のまぶしき割烹着 由田欣一麦秋第56回全国俳句大会
村人のやうな白鳥帰りけり 廣田絹子白鳥第56回全国俳句大会
白鳥の首の彼方の伯耆富士 坂本たか子白鳥第56回全国俳句大会
子の気配なき箱庭の一軒家 前田攝子箱庭第56回全国俳句大会
分校の跡を鶏舎に花はこべ 松村幸代繁縷の花第56回全国俳句大会
葉桜やきのふの靴を休ませて 須田聡子葉桜第56回全国俳句大会
踵とはさみしきところ夕端居 鏡渕和代端居第56回全国俳句大会
真向ひに原爆ドーム梯子乗 石橋康徳梯子乗新年第56回全国俳句大会
蓮の実のとんで上野の空緊まる 森田志津子蓮の実第56回全国俳句大会
こふのとり歩む畷も初景色 犬童冴子初景色新年第56回全国俳句大会
数珠振つて渡し守呼ぶ初弘法 加藤行惠初弘法新年第56回全国俳句大会
初暦柱に父の打ちし釘 田中海渡里初暦新年第56回全国俳句大会
微笑みもことばのひとつ初ざくら 草野准子初桜第56回全国俳句大会
初桜峡の日暮は地より湧く 中村照子初桜第56回全国俳句大会
初蝶に一直線のランドセル 昼間たつお初蝶第56回全国俳句大会
初花を仰ぎ先師を仰ぎけり 上野泰子初花第56回全国俳句大会
初雪へ讃美歌の窓開きけり 坂本たか子初雪第56回全国俳句大会
繭ごもるやうな日輪花万朶 杉田智榮子第56回全国俳句大会
無人駅又無人駅花の旅 岡田游子第56回全国俳句大会
花浴びて牛一頭が繋がるる 登坂かりん第56回全国俳句大会
ハイヒールみな捨ててより花の旅 塚本悦子第56回全国俳句大会
花だよりラジオに野良の一日かな 三野幸子第56回全国俳句大会

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