俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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煽られて野火一瞬の仁王立ち | 横田幸子 | 野火 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
大阿蘇の日輪揺らし野火走る | 富田範保 | 野火 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
野を焼きて風に力の湧きにけり | 卜部純栄 | 野焼き | 春 | 第56回全国俳句大会 |
インパールの褪せし日誌や敗戦忌 | 大高霧海 | 敗戦忌 | 秋 | 第56回全国俳句大会当日 |
蠅叩まだしつかりと母のもの | 太田正之 | 蠅叩き | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
墓洗ふ我がたましひの映るほど | 岩水節子 | 墓洗ふ | 秋 | 第56回全国俳句大会 |
萩刈りて夕べの髪の匂ひけり | 坂本たか子 | 萩刈る | 秋 | 第56回全国俳句大会 |
麦秋の校舎にもるる鼓笛音 | 小笠原ゆずる | 麦秋 | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
麦秋や母のまぶしき割烹着 | 由田欣一 | 麦秋 | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
村人のやうな白鳥帰りけり | 廣田絹子 | 白鳥 | 冬 | 第56回全国俳句大会 |
白鳥の首の彼方の伯耆富士 | 坂本たか子 | 白鳥 | 冬 | 第56回全国俳句大会 |
子の気配なき箱庭の一軒家 | 前田攝子 | 箱庭 | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
分校の跡を鶏舎に花はこべ | 松村幸代 | 繁縷の花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
葉桜やきのふの靴を休ませて | 須田聡子 | 葉桜 | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
踵とはさみしきところ夕端居 | 鏡渕和代 | 端居 | 夏 | 第56回全国俳句大会 |
真向ひに原爆ドーム梯子乗 | 石橋康徳 | 梯子乗 | 新年 | 第56回全国俳句大会 |
蓮の実のとんで上野の空緊まる | 森田志津子 | 蓮の実 | 秋 | 第56回全国俳句大会 |
こふのとり歩む畷も初景色 | 犬童冴子 | 初景色 | 新年 | 第56回全国俳句大会 |
数珠振つて渡し守呼ぶ初弘法 | 加藤行惠 | 初弘法 | 新年 | 第56回全国俳句大会 |
初暦柱に父の打ちし釘 | 田中海渡里 | 初暦 | 新年 | 第56回全国俳句大会 |
微笑みもことばのひとつ初ざくら | 草野准子 | 初桜 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
初桜峡の日暮は地より湧く | 中村照子 | 初桜 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
初蝶に一直線のランドセル | 昼間たつお | 初蝶 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
初花を仰ぎ先師を仰ぎけり | 上野泰子 | 初花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
初雪へ讃美歌の窓開きけり | 坂本たか子 | 初雪 | 冬 | 第56回全国俳句大会 |
繭ごもるやうな日輪花万朶 | 杉田智榮子 | 花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
無人駅又無人駅花の旅 | 岡田游子 | 花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
花浴びて牛一頭が繋がるる | 登坂かりん | 花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
ハイヒールみな捨ててより花の旅 | 塚本悦子 | 花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |
花だよりラジオに野良の一日かな | 三野幸子 | 花 | 春 | 第56回全国俳句大会 |