俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中14371-14400句を表示
俳句 作者季語季節出典
かたくりの花の話に加はりぬ 足立歩久片栗の花第51回関西俳句大会
伸びきつて殻落しさうかたつむり 西本睦子蝸牛第57回全国俳句大会
家建てて家捨ててこの枯野かな 神保と志ゆき枯野第57回全国俳句大会
歩まねば影を失ふ枯野かな 神戸周子枯野第49回関西俳句大会
紙漉女水一枚を掬ひけり 縣恒則紙漉第49回関西俳句大会
神渡し舟屋残らず舟を抱く 松原綾乃神渡し第49回関西俳句大会
争はず睦まず鴨の陣と陣 白数宏子第49回関西俳句大会
国引きの湖傾けて鴨帰る 長谷川紀美子鴨帰る第49回関西俳句大会
ゆく雁の列正しけり無言館 横山冬都雁渡し第57回全国俳句大会
地の枯葉枝の枯葉に飛びつけり 日比野勇枯葉第51回関西俳句大会
舌骨を寒九の水にさらしけり 山内利男寒九第49回関西俳句大会
寒暁を行く直立の弓袋 師岡洋子寒暁第50回関西俳句大会
寒禽に懐深き大樹かな 常澤俶子寒禽第51回関西俳句大会
声といふ声出し切つて寒稽古 若松司寒稽古第57回全国俳句大会
寒声はシェークスピアの長台詞 吉岡葉子寒声第50回関西俳句大会
樏を戸口に並べ無人駅 中村優江第51回関西俳句大会
椎の葉のいよいよ青し鑑真忌 岸本圭舟鑑真忌第57回全国俳句大会当日
奥能登は海より昏れて寒昴 高瀬博子寒昴第49回関西俳句大会
邯鄲の声業平の墓あたり 塩見道子邯鄲第49回関西俳句大会
糶市の合羽に跳ねる寒の水 藤本則寒の水第51回関西俳句大会
被せ藁は風にやつれて寒牡丹 中村房枝寒牡丹第49回関西俳句大会
菊まつり無冠の菊のよき香り 山口由美第57回全国俳句大会
本陣に今も人住み菊の鉢 田渕成水第50回関西俳句大会
玄関を開け帰省子の顔となる 田村祐巳子帰省子第50回関西俳句大会
狐火か谷戸の七戸に八灯し 谷川治狐火第49回関西俳句大会
うかうかと生きて木の実に打たれけり 中野のはら木の実第51回関西俳句大会
伎芸天わが著ぶくれを見そなはす 村田幸子着ぶくれ第51回関西俳句大会
翻ることなく一葉落ちにけり 山内繭彦桐一葉第49回関西俳句大会
攻め焚の音ひびきけり冬銀河 坂本たか子銀河第57回全国俳句大会
草虱つけてあんたら何してたん 池田緑人草虱第51回関西俳句大会

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