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俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品（2010年以降）等所収。順次拡充予定。
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●検索結果
20672句中14221-14250句を表示
俳句 作者季語季節出典
冬の蠅丸く大きく青黒く 大西朋冬の蠅冬『片白草』
生きてゐるうちもつめたき海鼠かな 大西朋海鼠冬『片白草』
寄居虫の組み合ひ波にさらはるる 大西朋寄居虫夏『片白草』
あたたかや同じ話を聴きにゆく 黒澤麻生子あたたか春『金魚玉』
遥かなる宙に船長おぼろ月 黒澤麻生子朧月春『金魚玉』
まだ固き教科書めくる桜かな 黒澤麻生子桜春『金魚玉』
五指しかと開きて籾を蒔きにけり 黒澤麻生子籾蒔春『金魚玉』
考ふること休めよと青葉木菟 黒澤麻生子青葉木菟夏『金魚玉』
金魚玉むかしのことは生き生きと 黒澤麻生子金魚玉夏『金魚玉』
青年になりかけてゐる日焼かな 黒澤麻生子日焼夏『金魚玉』
秋風や家族のやうな鍋捨てて 黒澤麻生子秋風秋『金魚玉』
赤ん坊は水のかたまり十三夜 黒澤麻生子十三夜秋『金魚玉』
曼珠沙華淋しきときは煮炊きして 黒澤麻生子曼珠沙華秋『金魚玉』
竹馬に乗りて日なたに出でてみよ 黒澤麻生子竹馬冬『金魚玉』
冬ぼたん死後も耳たぶやはらかく 黒澤麻生子冬牡丹冬『金魚玉』
マフラーの毛玉よ過ぎてゆく日々よ 黒澤麻生子マフラー冬『金魚玉』
風を読むラガーの耳の尖りけり 黒澤麻生子ラガー冬『金魚玉』
空を飛ぶ這ひ児人形つるし雛 白石渕路雛春『蝶の家』
なにもかも花へと沈む吉野山 白石渕路花春『蝶の家』
一片の落花に時の流れ出し 白石渕路落花春『蝶の家』
スクランブル交差点より薄暑来る 白石渕路薄暑夏『蝶の家』
勇み鵜や燃ゆる水面に放たるる 白石渕路鵜夏『蝶の家』
一蝶を飲込み走り蓮の風 白石渕路蓮夏『蝶の家』
朝市に届く野菜や夏燕 白石渕路夏燕夏『蝶の家』
水に置く流燈母を照らし出し 白石渕路流燈秋『蝶の家』
目玉より動き出したる蜻蛉かな 白石渕路蜻蛉秋『蝶の家』
帰国せし夫にもくもく秋刀魚焼く 白石渕路秋刀魚秋『蝶の家』
身寵りし子は女の子小鳥来る 白石渕路小鳥来る秋『蝶の家』
バギーの児ばびぶべ喃語秋の雲 白石渕路秋の雲秋『蝶の家』
蜂蜜の瓶に結晶冬に入る 白石渕路冬に入る冬『蝶の家』

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