俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品（2010年以降）等所収。順次拡充予定。
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検索結果: 20672句中14191-14220句を表示

俳句	作者	季語	季節	出典
探梅やかばんを持たぬ者同士	櫂未知子	探梅	冬	『カムイ』
雪しろは月光の音立てにけり	櫂未知子	雪代	春	『カムイ』
みづうみはどこへも行かず西行忌	櫂未知子	西行忌	春	『カムイ』
うつとりと切山椒のもたれ合ふ	須賀一惠	切山椒	新年	『銀座の歩幅』
和音より始まるソナタ梅ひらく	須賀一惠	梅	春	『銀座の歩幅』
うかと出て春の寒さの耳双つ	須賀一惠	寒さ	冬	『銀座の歩幅』
芳草やすこやかにいま老いざかり	須賀一惠	若草	春	『銀座の歩幅』
銀座には銀座の歩幅夕永し	須賀一惠	日永	春	『銀座の歩幅』
えびね蘭長き不在の椅子に置く	須賀一惠	蘭	夏	『銀座の歩幅』
蝕甚の朝のうす闇パセリ噛む	須賀一惠	パセリ	夏	『銀座の歩幅』
駿馬より輓馬親しき夏野かな	須賀一惠	夏野	夏	『銀座の歩幅』
いま欲しきものに火の性唐辛子	須賀一惠	唐辛子	秋	『銀座の歩幅』
いちじくに臍ありイヴの昔より	須賀一惠	無花果	秋	『銀座の歩幅』
まつすぐにセロリ匂へり決断す	須賀一惠	セロリ	冬	『銀座の歩幅』
晩年に未知の道あり花野行く	須賀一惠	花野	秋	『銀座の歩幅』
荒れてこそ海は力や親鸞忌	須賀一惠	親鸞忌	冬	『銀座の歩幅』
吾輩といふ貌でなし悴け猫	須賀一惠	竈猫	冬	『銀座の歩幅』
春近しあけぼの色に貝の舌	須賀一惠	春近し	冬	『銀座の歩幅』
風邪はやりはじめの町のぬるき風	大西朋	風邪	冬	『片白草』
身仕度のものの五分や桃の花	大西朋	桃の花	春	『片白草』
木犀や小さく鳴いて雀発つ	大西朋	木犀	秋	『片白草』
蘭鋳やみづうみ見ゆる通し土間	大西朋	金魚	夏	『片白草』
田の上の風はつめたし蚊喰鳥	大西朋	蚊喰鳥	夏	『片白草』
汝が置きし手袋雨の匂ひせり	大西朋	手袋	冬	『片白草』
雨に森けぶりはじめし青鷹	大西朋	青鷹	冬	『片白草』
片白草魚に声のなかりけり	大西朋	片白草	夏	『片白草』
秋の蝶石のくぼみの水に来る	大西朋	秋の蝶	秋	『片白草』
畑のもの抜きに出てをり初筑波	大西朋	初筑波	新年	『片白草』
江ノ電のワイパー小さし卯波見ゆ	大西朋	卯波	夏	『片白草』
かはほりのきゆつと縮みし眼かな	大西朋	蚊喰鳥	夏	『片白草』

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