俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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- 20836句中1981-2010句を表示
俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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海へ出てより減らす灯の納涼船 | 沖祐里 | 納涼船 | 夏 | 第49回全国俳句大会 |
餅搗きの臼転がして洗ひけり | 岡田貞二 | 餅搗 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
雪吊の止めの縄を固く結ふ | 鈴木大林子 | 雪吊 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
落葉焚く昨日の跡へ掃き寄せて | 谷孝江 | 落葉焚 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
松手入して本丸を聳えしむ | 飯野定子 | 松手入 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
石鹸玉見えざるものに触れて消ゆ | 吉田ひろし | 石鹸玉 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
剪定の半身は空へ預けをり | 梅澤きよみ | 剪定 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
ひよんの笛吹きをり遊び足らざる子 | 西村博子 | 瓢の笛 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
寝入りたる児を裏返し天瓜粉 | 四方幸枝 | 天瓜粉 | 夏 | 第49回全国俳句大会 |
山越えの淋しさ木の実また拾ふ | 森下功深 | 木の実 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
まくなぎに芯といふものなかりけり | 伊藤青砂 | まくなぎ | 夏 | 第49回全国俳句大会 |
鯊舟の混んで波立つ余地もなし | 斎藤俊次 | 鯊舟 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
能登の海荒れて田の神迎へかな | 小島美恵子 | 神迎 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
花すもも生家も父母も亡かりけり | 田中浩子 | 李の花 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
野遊びの果ては海なり風岬 | 大海かほる | 野遊 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
ゆきぼたる不意に出でしを見失ふ | 松川洋酔 | 雪蛍 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
滝音を神と祀りて吉野なる | 永嶋千恵子 | 滝 | 夏 | 第49回全国俳句大会 |
風入れの応挙の虎に睨まるる | 鈴木千恵子 | 風入れ | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
影こぼし声をこぼして三十三才 | 本間清 | 三十三才 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
遠くより呼ばるる思ひ夕花野 | 吉田ひろし | 花野 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
まはりより攻めて一気に芋掘りぬ | 間宮あや子 | 芋掘る | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
花筵畳みて影を地に還す | 岡田游子 | 花筵 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
鳥が来て鳥飛び出せる桜かな | 田邉富子 | 桜 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
熱燗やかつてマルクスエンゲルス | 片山博介 | 熱燗 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
提灯に寺田屋とあり猫の恋 | 川口修 | 猫の恋 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
花粉症の経験談の外にをり | 門屋文月 | 花粉症 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
一本の補助線引きぬ大試験 | 縣恒則 | 大試験 | 春 | 第49回全国俳句大会 |
柿の実の一つ高きに諭吉邸 | 清瀬わか子 | 柿 | 秋 | 第49回全国俳句大会 |
朦朧のもの氷塊の芯をなす | 大出蕭々子 | 氷 | 冬 | 第49回全国俳句大会 |
長閑さに曜日を忘れゐたりけり | 土子楓 | 長閑 | 春 | 第49回全国俳句大会 |