俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中16831-16860句を表示
俳句 作者季語季節出典
九十に二齢を加へ大旦 山崎ひさを大旦新年令和2年新年詠
初鏡またひとりの日始まりぬ 蓬田紀枝子初鏡新年令和2年新年詠
ねむごろは金科玉条福寿草 田中水桜福寿草新年令和2年新年詠
妙義山神代さながら初日さす 岡田日郎初日新年令和2年新年詠
初凪や令令考の阿彌陀経 泉紫像初凪新年令和2年新年詠
名刹の掟厳しく去年今年 木村里風子元旦新年令和2年新年詠
元旦の村を見下ろす村の墓 黛執元旦新年令和2年新年詠
去年今年ひたすら仰ぐ庭の松 青柳志解樹去年今年新年令和2年新年詠
鏡餅母郷の濤を聴きをりぬ 鍵和田秞子鏡餅新年令和2年新年詠
日めくりの「1」がまつ赤やお元日 西嶋あさ子元日新年令和2年新年詠
鳳鳥に適ふ初声東天紅 関森勝夫初声新年令和2年新年詠
小正月戦後は飢ゑの記憶のみ 辻田克巳小正月新年令和2年新年詠
溶鉱炉初日を鎧ひ聳え立つ 大串章初日新年令和2年新年詠
初湯出て莟のひらくやうにゐる 藤本厚子初湯新年第55回関西俳句大会
鮫の目のひかり失ふまで撲てり 廣波青第55回関西俳句大会
猪かつぐ男に道をゆづりけり 常澤俶子第55回関西俳句大会
射止めたる猪より犬を引き離す 小津溢瓶第55回関西俳句大会
押さへたる水が重たし箱眼鏡 広岡育子箱眼鏡第55回関西俳句大会
羅を畳みて色の現はるる 江戸としえ第55回関西俳句大会
残心を解き白息の豊かなる 金津やよい白息第55回関西俳句大会
紙を漉く胸のクルスを揺らしつつ 佐藤三千子紙漉き第55回関西俳句大会
焼芋の不平等なる二分割 森宮保子焼芋第55回関西俳句大会
身の反りを力に凧の糸を引く いりやま勝英第55回関西俳句大会
きのふけふ鸛舞ふ飾り臼 田中敏子飾り臼新年第55回関西俳句大会
地の神へ日差やはらか福寿草 齊藤いさを福寿草新年第55回関西俳句大会
探梅やきのふと違ふ風を聞き 中川晴美探梅第55回関西俳句大会
待春の大きな蝶のぬり絵かな 山内節子待春第55回関西俳句大会
錆釘に吊す箒や日脚伸ぶ 亀山みか月日脚伸ぶ第55回関西俳句大会
須磨の灯の涼し明石の灯の涼し 今井文雄涼し第55回関西俳句大会
御所の亀ならば鳴くかと待ちゐたり 神田昭次亀鳴く第55回関西俳句大会

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