俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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芝桜二度目のベルを長く押す | 三木光風 | 芝桜 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
春の風ピエロの頬のひとつ星 | 天野眞由美 | 春風 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
初電車母校の見ゆる側に立つ | 吉野真紀子 | 初電車 | 新年 | 第59回全国俳句大会 |
小正月父の削りし箸匂ふ | 相川シマ | 小正月 | 新年 | 第59回全国俳句大会 |
職替へて替へて励みし夜学かな | 佐藤弘 | 夜学 | 秋 | 第59回全国俳句大会 |
職退きて畑打つ遊びありにけり | 田中みつを | 畑打つ | 春 | 第59回全国俳句大会 |
真つ直ぐに光と影の冬木道 | 横山武子 | 冬木 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
水害にめくれし大地草萌ゆる | 大谷昌子 | 草萌 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
数へ日の笊ひとつ買ふ合羽橋 | 原美香子 | 数へ日 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
洗ひ場のスタッフ急募花八ツ手 | 小笠原八千代 | 花八手 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
全身の泥となりゆく蓮根掘 | 久保田至誠 | 蓮根掘 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
草もみぢ擦りゆく牛の乳房かな | 坂本たか子 | 草紅葉 | 秋 | 第59回全国俳句大会 |
草餅の草よりも濃く仕上りぬ | 佐藤幸子 | 草餅 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
束の間の晴の茅の輪をくぐりけり | 坂本ひろの | 茅の輪 | 夏 | 第59回全国俳句大会 |
大霞して日輪をゆたかにす | 秋山蔦 | 霞 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
探鳥会雪の戻りとなりにけり | 上村佳与 | 雪の果 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
探梅や終着駅を振り出しに | 辻惠風 | 探梅 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
地蔵会や茣蓙に小さき足のうら | 辻睦子 | 地蔵会 | 秋 | 第59回全国俳句大会 |
朝ざくら母をひかりの中に置き | 島貫恵 | 桜 | 春 | 第59回全国俳句大会 |
津波禍の欄間そびらに武具飾る | 阿部竹子 | 武具飾る | 夏 | 第59回全国俳句大会 |
泥足の三和土を抜ける田植の日 | 瀧本誠 | 田植 | 夏 | 第59回全国俳句大会 |
天蓋の雲をつらぬく鷹柱 | 古賀勇理央 | 鷹柱 | 秋 | 第59回全国俳句大会 |
冬ぬくし消印も読むエアメール | 西浦すみ恵 | 冬ぬくし | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
筒鳥や硫気ただれの火口壁 | 乘田眞紀子 | 筒鳥 | 夏 | 第59回全国俳句大会 |
豆を打つことも無くなり鬼と棲む | 阿久津凍河 | 豆打つ | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
日だまりにキッチンカーや豊の秋 | 小林博子 | 豊の秋 | 秋 | 第59回全国俳句大会 |
日脚伸ぶただそれだけのことなれど | 柏木博 | 日脚伸ぶ | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
日向ぼこみんなまあるい顔となり | 脇坂琉美子 | 日向ぼこ | 冬 | 第59回全国俳句大会 |
背番号貰へぬ汗のユニホーム | 谷雅夫 | 汗 | 夏 | 第59回全国俳句大会 |
白菜を割り福紙のごときもの | 望月澄子 | 白菜 | 冬 | 第59回全国俳句大会 |