俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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亡き夫と選びし墓に詣でけり | 平野征子 | 墓参 | 秋 | 第62回全国俳句大会 |
代替りせし顔ばかり農具市 | 中坪達哉 | 農具市 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
鳥雲に入る消印の街遠し | 森瑞穂 | 鳥雲に入る | 春 | 第62回全国俳句大会 |
返したる平目に貌の無かりけり | 瀬戸幹三 | 平目 | 冬 | 第62回全国俳句大会 |
亡き人の分も米研ぐ彼岸かな | 塩野谷慎吾 | 彼岸 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
天辺に捨てられし田や田螺鳴く | 小黒音榮 | 田螺鳴く | 春 | 第62回全国俳句大会 |
しばらくは燕見てをり往診医 | 川村清子 | 燕 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
日永し待合室のシーラカンス | 四十物文代 | 日永 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
桜蘂ふるもう犬は飼へないと | 安藤潤子 | 桜蘂降る | 春 | 第62回全国俳句大会 |
ピラミッド観ぬうち日焼して老いぬ | 土井妙子 | 日焼 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
歌垣の山懐の初音かな | 佐々木リサ | 初音 | 新年 | 第62回全国俳句大会 |
春灯のぽつんと夢を見てゐるか | 祐森司 | 春灯 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
ふるさとの山は濡れ色春の月 | 秋山蔦 | 春の月 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
耕人のまづ一握の土を見る | 中村鈴子 | 耕人 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
実よりも虚のおもしろき瓢かな | 守作けい子 | 瓢箪 | 秋 | 第62回全国俳句大会 |
梅の実を捥ぎて闇夜を軽くせり | 石森千賀子 | 実梅 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
島の子の海へこぎ出す半仙戯 | 島村博子 | 半仙戯 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
王妃の名木札に残し薔薇枯るる | 富田範保 | 薔薇 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
落花あび白寿近しと思ひをり | 西村博子 | 落花 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
炊き立ての新米稚のにほひせり | 渡里トモ枝 | 新米 | 秋 | 第62回全国俳句大会 |
鵜籠編む竹ひるがへす小春かな | 坂本たか子 | 小春 | 冬 | 第62回全国俳句大会 |
桜咲き村は昔をとりもどす | 保田敏子 | 桜 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
食べて寝て遊んで食べて寝る子猫 | 阿川暢子 | 子猫 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
白南風や海へ尽きたる滑走路 | 坂本たか子 | 白南風 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
子燕の空の青さにまだ触れず | 関口喜代子 | 子燕 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
広島忌鉄柱の影濃かりけり | 坂本たか子 | 広島忌 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |
線量が分けるふるさと水温む | 田中衡子 | 水温む | 春 | 第62回全国俳句大会 |
逃げ水を追うて一世を老いにけり | 竹内柳影 | 逃げ水 | 春 | 第62回全国俳句大会 |
月山に雪の来てゐる薪棚 | 鈴木あい | 雪 | 冬 | 第62回全国俳句大会 |
母の日や母の幸せ妻に見る | 三界峯 | 母の日 | 夏 | 第62回全国俳句大会 |