俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中19711-19740句を表示
俳句 作者季語季節出典
亡き夫と選びし墓に詣でけり 平野征子墓参第62回全国俳句大会
代替りせし顔ばかり農具市 中坪達哉農具市第62回全国俳句大会
鳥雲に入る消印の街遠し 森瑞穂鳥雲に入る第62回全国俳句大会
返したる平目に貌の無かりけり 瀬戸幹三平目第62回全国俳句大会
亡き人の分も米研ぐ彼岸かな 塩野谷慎吾彼岸第62回全国俳句大会
天辺に捨てられし田や田螺鳴く 小黒音榮田螺鳴く第62回全国俳句大会
しばらくは燕見てをり往診医 川村清子第62回全国俳句大会
日永し待合室のシーラカンス 四十物文代日永第62回全国俳句大会
桜蘂ふるもう犬は飼へないと 安藤潤子桜蘂降る第62回全国俳句大会
ピラミッド観ぬうち日焼して老いぬ 土井妙子日焼第62回全国俳句大会
歌垣の山懐の初音かな 佐々木リサ初音新年第62回全国俳句大会
春灯のぽつんと夢を見てゐるか 祐森司春灯第62回全国俳句大会
ふるさとの山は濡れ色春の月 秋山蔦春の月第62回全国俳句大会
耕人のまづ一握の土を見る 中村鈴子耕人第62回全国俳句大会
実よりも虚のおもしろき瓢かな 守作けい子瓢箪第62回全国俳句大会
梅の実を捥ぎて闇夜を軽くせり 石森千賀子実梅第62回全国俳句大会
島の子の海へこぎ出す半仙戯 島村博子半仙戯第62回全国俳句大会
王妃の名木札に残し薔薇枯るる 富田範保薔薇第62回全国俳句大会
落花あび白寿近しと思ひをり 西村博子落花第62回全国俳句大会
炊き立ての新米稚のにほひせり 渡里トモ枝新米第62回全国俳句大会
鵜籠編む竹ひるがへす小春かな 坂本たか子小春第62回全国俳句大会
桜咲き村は昔をとりもどす 保田敏子第62回全国俳句大会
食べて寝て遊んで食べて寝る子猫 阿川暢子子猫第62回全国俳句大会
白南風や海へ尽きたる滑走路 坂本たか子白南風第62回全国俳句大会
子燕の空の青さにまだ触れず 関口喜代子子燕第62回全国俳句大会
広島忌鉄柱の影濃かりけり 坂本たか子広島忌第62回全国俳句大会
線量が分けるふるさと水温む 田中衡子水温む第62回全国俳句大会
逃げ水を追うて一世を老いにけり 竹内柳影逃げ水第62回全国俳句大会
月山に雪の来てゐる薪棚 鈴木あい第62回全国俳句大会
母の日や母の幸せ妻に見る 三界峯母の日第62回全国俳句大会

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