俳句検索
「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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俳句 | 作者 | 季語 | 季節 | 出典 |
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分蜂の空に翅音の渦巻ける | 芳山遊 | 蜂 | 春 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
女王蜂腹をぽるんと横たはる | 芳山遊 | 蜂 | 春 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
蜂飼ひは北へ向かはむ花は葉に | 芳山遊 | 花は葉に | 夏 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
蜂の眼の昭和新山ふくらみぬ | 芳山遊 | 蜂 | 春 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
蝦夷蕗をくぐりて昏き雨宿り | 芳山遊 | 蕗 | 夏 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
最後まで眸そらさず羆退く | 芳山遊 | 熊 | 冬 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
道づれの浅葱斑と南下かな | 芳山遊 | 浅葱斑 | 夏 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
吸ひ殻も落葉もいれる燻煙器 | 芳山遊 | 落葉 | 冬 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
また別の蜂にすがりて凍てにけり | 芳山遊 | 凍つ | 冬 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
養蜂箱雪の厚さに護らるる | 芳山遊 | 雪 | 冬 | 第6回新鋭俳句賞正賞 |
やどかりや砂上の文字の消えやすき | 木内 縉太 | 寄居虫 | 春 | 第6回新鋭俳句賞準賞 |
春ゆやけ渚を犬とあとやさき | 木内 縉太 | 春夕焼 | 春 | 第6回新鋭俳句賞準賞 |
園児どち昼寝の国も駆けまはる | 木内 縉太 | 昼寝 | 夏 | 第6回新鋭俳句賞準賞 |
みなちがふ道来てけふのさくらかな | 盛田 道子 | 桜 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
抜かずおく波郷の墓のはこべらは | 森尻 禮子 | 蘩蔞 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
丸くまるく雨の波紋や蘆の角 | 滝本 史代 | 蘆の角 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
百年後あけるカプセル風光る | 竹下 幸子 | 風光る | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
さざなみにさざなみあらた仏生会 | 曽根新五郎 | 仏生会 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
水草生ふせせらぎの譜を変へながら | 齋藤 満月 | 水草生ふ | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
初桜すでに波郷へ供へあり | 秋元ユキ子 | 初桜 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
祈ぎ事の護摩木ひしめく木の芽風 | 島 昌子 | 木の芽風 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
さくらまつりカリヨンもまた春奏で | 吉村 昭彦 | 春 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
野遊びの野川に沿うて子の駆くる | 杉本 光祥 | 野遊 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
武蔵野の土を育み木の芽雨 | 牧田ひとみ | 木の芽雨 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
囀に囀り空に待ち合はす | 坂西 涼太 | 囀 | 春 | 第35回花と緑の吟行会 |
飛花落花影入れ替へて入れ替へて | 山崎 隆代 | 落花 | 春 | 花と緑の奈良吟行会 |
吹きあがる花辨仔鹿の鼻に着き | 木村 蝸牛 | 花 | 春 | 花と緑の奈良吟行会 |
吾も風とひとつに枝垂桜かな | 加藤 草児 | 枝垂桜 | 春 | 花と緑の奈良吟行会 |
また一つ春の名残へ時の鐘 | 浦野智加男 | 行く春 | 春 | 花と緑の奈良吟行会 |
塔頭の防火バケツに花片浮く | 西垣冨紀子 | 花 | 春 | 花と緑の奈良吟行会 |