俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20672句中1771-1800句を表示
俳句 作者季語季節出典
雪片の突き刺さり来る眉間かな 松永浮堂雪片第49回全国俳句大会
両の手で受け帰省子の名刺かな 大島幸男帰省子第49回全国俳句大会
桃の花老いて夫と腕を組む 廣岡育子桃の花第49回全国俳句大会
探梅や額にかかりし髪の冷え 中川歓子探梅第49回全国俳句大会
藻屑焼く煙に秋を惜しみけり 坂本たか子秋惜む第49回全国俳句大会
手花火の子に父の来て母が居て 樋口みのぶ手花火第49回全国俳句大会
冴え返るもの十字架もその一つ 大隈チサ子冴返る第49回全国俳句大会
屋根の雪落ちさうにして軒暮れる 柏谷君枝第49回全国俳句大会
図書館のしんと満席花の昼 岸三恵花の昼第49回全国俳句大会
大き手に拾はれて行く子猫かな 綱川恵子子猫第49回全国俳句大会
寄居虫の道かぎりなし潮ひきて 小暮恵三寄居虫第49回全国俳句大会
叩いても割れぬ氷となりにけり 有賀邦彦第49回全国俳句大会
乾鮭を千体吊るし荒野めく 松尾いさ子乾鮭第49回全国俳句大会
漁始取材カメラも祓はるる 若林杜紀子漁始新年第49回全国俳句大会
島行の初荷百個の赤玉子 中本英治初荷新年第49回全国俳句大会
涅槃西風遺骨代りの貝拾ふ 関根通紀涅槃西風第49回全国俳句大会
この写真だけが証人広島忌 蛯子雷児広島忌第49回全国俳句大会
春障子眩しと言ひし末期の眼 浜田徳子春障子第49回全国俳句大会
被爆樹の少し遅れて芽吹きけり 加藤浩芽吹第49回全国俳句大会
口に筆くはへ寒泳終りけり 田中義孝寒泳第49回全国俳句大会
玄海の波の穂あがる花大根 宮田春童花大根第49回全国俳句大会
国後も択捉も澄み流氷来 浅野数方流氷第49回全国俳句大会
外厠戻りは雪を握りけり 青沼利秋第49回全国俳句大会
原敬の菩提寺よりの初音かな 佐々木八千代初音新年第49回全国俳句大会
夏草やポンペイのパン炭のまま 小倉きみを夏草第49回全国俳句大会
肩たたくのみの励まし大試験 伊藤一路大試験第49回全国俳句大会
看板は小さく囮鮎を売る 丸田守第49回全国俳句大会
多喜二忌や古書店内に下駄の音 岡崎由美子多喜二忌第49回全国俳句大会
ボディーチェックされての一般参賀かな 佐野日紗子参賀新年第49回全国俳句大会
父の日や密かに選ぶわが遺影 伊藤周峰父の日第49回全国俳句大会

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