俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20836句中20761-20790句を表示
俳句 作者季語季節出典
制服に身を泳がせて入学す 岩崎可代子入学第63回全国俳句大会
雁風呂を焚かねど貝の殻あまた 中島平太雁風呂第63回全国俳句大会
叩きつけ晒す楮に水硬し 衣笠修爾楮晒す第63回全国俳句大会
永遠の紺を畳みて卒業す 兵藤惠卒業第63回全国俳句大会
あるだけの荒星能登にきらめきぬ 半澤清隆荒星第63回全国俳句大会
コスモスの真只中の不安かな         弾塚 直子コスモス第63回全国俳句大会当日
秋風鈴母の記憶の途切れ途切れ 中村 由美秋風鈴第63回全国俳句大会当日
大病を患ひ四年零余子引く 森 加名恵零余子第63回全国俳句大会当日
妹が先に嫁ぎぬ稲の花 中川いく子稲の花第63回全国俳句大会当日
銀座まで出る日の服を選る九月  伊藤宇太子九月第63回全国俳句大会当日
あの街で語りし夢よ柚子は黄に 佐久間京子柚子第63回全国俳句大会当日
縁側に父母の座空けて月祀る 金谷 洋次月見第63回全国俳句大会当日
小鳥くる朝なあさなの卵焼 猪瀬 達朗小鳥来る第63回全国俳句大会当日
父からの敬語の手紙山椒の実 竹田 絹子山椒の実第63回全国俳句大会当日
胡弓の音なゐの地へ飛べ風の盆 松村 直央風の盆第63回全国俳句大会当日
驢馬の背の荷は高々と秋日濃し 茨木 紀子秋日第63回全国俳句大会当日
良夜かな猫もインコも褒めて飼ふ  日高まりも良夜第63回全国俳句大会当日
草露のひかりの階を上りけり   西山 睦第63回全国俳句大会当日
掌の種も剥がして大根蒔く 志磨 泉大根蒔く第63回全国俳句大会当日
水栓を捻るごと止む秋の蟬 緑川美世子秋の蟬第63回全国俳句大会当日
敵味方なき青空へ柿を干す 関戸 信治第63回全国俳句大会当日
花野ゆくほどにこの世の遠くなる 牛田 修嗣花野第63回全国俳句大会当日
賞味期限の切れて無事なり震災忌  小西 弘子震災忌第63回全国俳句大会当日
塩入れて餡引き締まる涅槃西風 岸部吟遊涅槃西風第35回東北俳句大会
小鳥来る銃砲店の避雷針 古市文子小鳥来る第35回東北俳句大会
帰還解除狗尾草の猛る野に 古市文子狗尾草第35回東北俳句大会
遠目にも母校と分かる桜かな 円子涼子第35回東北俳句大会
風よりも低く屈みて田を植うる 鈴木志美恵田植第35回東北俳句大会
羽黒山まだ雪残る南谷 橋本研二残る雪第35回東北俳句大会
村の名の地酒真中に芋煮会 鈴木正子芋煮会第35回東北俳句大会

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